希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

ローマ字表記改定へ諮問 ヘボン式普及で

2024年05月17日 | 社会

盛山文部科学相は5月14日、ローマ字表記の在り方を検討するよう文化審議会に諮問した。

約70年前に国が定めた現行ルールと、一般社会で浸透している表記との隔たりが指摘されており、統一的な考え方を提示するよう要請した。

文化審はルール改定も視野に議論を進める。

ローマ字のつづり方は主に、母音と子音を規則的に組み合わせる「訓令式」と、英語の発音に近い「ヘボン式」がある。

「し」は訓令式では「SI」、ヘボン式では「shl」となり、例えば「渋谷」は「sibuya」(訓令式)、「shibuya」(ヘボン式)となる。

国は1954年、内閣告示で「一般に国語を書き表す場合」は訓令式を用いると定め、ヘボン式は限定的に使うとした。

学習指導要領も小学3年の国語で、ローマ字について内閣告示を踏まえた学習をするよう求めている。

だが世の中では、ヘボン式の方が広く使われている。

諮問理由では、内閣告示から約70年が経過し「社会の実態を反映しているかどうか検証し、時代に応じた整理を検討すべき段階」と強調。

パスポートや道路標識にヘボン式が採用されるなど「訓令式が十分に定着したと言えない」とした。

その上で、つづり方に関し「できるだけ統一的な考え方」を示すことを要請。

また「小野」と「大野」が同じ「OnO」になるなど、日本語の音の長短が区別できない表記が広まっているとして、これらを解決する表記方法の検討も求めた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 介護保険料 月平均6225... | トップ | 困難抱える子支援強化 ヤン... »

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事