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第19回本社杯Jrバレー 南部女子Aが2連覇、11回目優勝 南部男子A準優勝、美浜ひまわり3位 〈2020年11月25日〉

2020年11月25日 08時30分00秒 | 記事

 日高郡市ジュニアバレーボール連盟(塩路英司会長)主催の第19回紀州新聞社杯ジュニアバレーボール大会兼第43回同連盟秋季大会は22日、印南町体育センター、印南小・中、稲原小の体育館で開き、Aリーグは、南部女子Aが実力を見せつけ堂々の2連覇。11回目の優勝を飾った。準優勝は南部男子A、3位は美浜ひまわりだった。Bリーグは南部男子Cが優勝、印南はまゆうBが準優勝した。

 Aリーグには15チームが出場。3、4チームずつの4組に分かれ1チーム2試合のリーグ戦を行い、各ブロック上位2チーム計8チームが決勝トーナメントで競った。
 南部女子Aは、リーグ戦を1位、南部男子Aは2位で通過。決勝トーナメントで南部女子Aは初戦で稲原、準決勝で美浜ひまわりをともに2-0で下し、決勝で南部男子Aと対戦。南部女子は、去る15日の第41回県小学生バレーボール選手権大会女子の部で優勝、南部男子は同男子の部で優勝し、ともに12月20日に兵庫県尼崎市で開催される近畿大会への出場を決めており、試合は白熱。シーソーゲームを展開したが、南部女子Aは1、2セットともに後半から築山選手や火縄選手の攻撃が冴え南部男子Aを引き離し、両セットとも21-13で制した。3位決定戦では美浜ひまわりが日高を2-0で下した。
 石上貴一監督は「先週、県大会で優勝し近畿大会出場を決め、今日は内容を問われる大会だった。今日はスパイクが良かった。サーブも安定し、レシーブも良かった。ともに近畿大会にいくもの同士、切磋琢磨している者同士で戦えてよかった。近畿大会に向け、速い攻撃、コンビバレーに磨きをかけたい。コロナで試合がなかなかできないなか、子どもたちに発表の場を提供してくださった主催者のみなさんらに感謝します」。
 主将の庄司妃華さんは「優勝できてうれしい。練習でやってきたことができた。近畿大会につなげて、近畿でも南部のバレーができたら」と話した。
 Bリーグは、5チームが出場。各チーム2試合の変則リーグ戦を行い、南部男子Cが2戦全勝で優勝、印南はまゆうBが準優勝した。順位は勝敗、セット率などで決めた。
 Aリーグ3位までとBリーグ上位2位までのチームのメンバーは次のみなさん。
【南部女子A】監督=石上貴一▽コーチ=石井尚之▽選手=庄司妃華(主将)、築山奈那世、中田夕貴、塩路里葉、火縄友基、岩崎優月
【南部男子A】監督=生駒明広▽コーチ=竝木正明▽選手=坂本真輝(主将)、和田涼生、火縄優真、浜口滉大、久保正樹、坂本颯佑
【美浜ひまわり】監督=平山淳子▽コーチ=中畑元希▽マネージャー=浜田紗代▽選手=浜田晏(主将)、古座匠悟、道康平、中畑遥翔、西山光莉、堀貴博、中畑凱翔
【南部男子C】監督=小林万里子▽コーチ=湯川智晶▽選手=浜口蒼大(主将)、木下涼太郎、大井悠跳、竹中龍星、米澤奏汰郎、井口真、大井飛慧、岩崎寛太、火縄侑生
【印南はまゆうB】監督=片山敬唯▽コーチ=土井義人▽マネージャー=藤籔朝美▽選手=笹井美咲(主将)、土井陽菜、藤籔愛理、肥田遥花、中島由愛、中家奏瑠、堀池季瑚。
 優秀賞、敢闘賞を受賞したのは次のみなさん。
 優秀賞=塩路里葉(南部女子A)、坂本真輝(南部男子A)
 敢闘賞=古座匠悟(美浜ひまわり)、古屋結里華(日高VBC)、丸木かりん(稲原ジュニア)、上野莉胡(川辺流星)、大前諒真(日高中津)、辻秋奈(名田ソレイユ)。

開会式

 印南町体育センターで行い、A、B両リーグに出場する20チームが集合。例年は入場行進で試合に向け気持ちを高めるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止し、マスク姿の選手らが静かに整列した。
 昨年優勝チームの南部女子Aが優勝カップ、準優勝の印南はまゆうAが準優勝カップを返還し、塩路英司大会長は「優勝目指し一生懸命頑張ってください」とあいさつ。本社の山本俊一編集長も「今年はコロナ、コロナで練習するみなさんも大変だったと思うが、今日一日は大変なことを忘れてバレーボールに打ち込んでください」と選手らを激励した。
 南部男子Aの坂本真輝主将(南部6年)は「僕たち選手一同は、今日ここでプレーできることに感謝し、正々堂々と力の限りプレーすることを誓います」と力強く選手宣誓した。


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