「常陸」 鹿嶋大神宮
鹿嶋神宮は神武天皇の創建と伝えられ、武士からの信仰が篤かった。本図では、海に突き出した鹿島神宮の一の鳥居が描かれているが、鳥居の横木が飛び出ていない間違いがある。常陸(ひたち)国は関東平野の東北隅に位置して、西は下野(しもつけ)、南は利根川が流れる下総(しもうさ)、北は奥州へつらなる磐城の諸国があり、東は太平洋に面している。北は筑波の諸山であるが、南は原野広く、沼沢も多く、霞ヶ浦はその最大のものである。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます