診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

キャンターの車検

2018-10-20 16:07:53 | 三菱ふそう
FEA80 キャンター
当社のお客さんにはキャンターだけは・・と説得していたのですが
とうとう外注で車検のご依頼がありましたので受けました。

ブレーキやハブは監視しながら任せて



車検以外の故障部位の修理。
エアコンが効かないということで定番のヒューズ切れ。
仲間に聞いたところ、25Aで様子見でもいいけど切れる確立が高いので
30Aにしたほうが無難と効き対処。





合わせてコンデンサファンリレーも点検、焼損寸前なのでもちろん交換。
こいつもかわらんなぁ・・・



あるからには、やはりつなげておきたいXENTRY





当たり前のように入る一過性のコードは消去し





オイル交換のリセット。





ライブで観察しながら閾値から外れた箇所が無いか確認。
Gscanだとページ数がとんでもないことになるから難しい修理は
はパソコンの時代なんですかねぇ。



もろもろ結果をプリントアウト。
少し前にwifi対応のプリンターにしたので手持ちのPC診断機はすべて繋げてます。
三菱キャンターの診断にメルセデスベンツのロゴ、たいていの人は驚いてくれます。

そうそう、任せるのが不安な





PCVフィルターは自分が。



ちょっと厄介になりそうな案件になりそうなのが
去年、リコール発表前にオルタプーリーが脱落して自費で修理しているようです。
ふそうに相談したらディーラー以外での修理は返金対象になりません。と
当然のように言ってきますが、臨時分解記録簿と請求書、合わせて国交省に
相談すると言うと・・・

「一般整備工場で修理された場合の対応は検討中です。
11月下旬にどうなるか決まりますのでそれまで待ってください」ですって。
最初から逃げる気満々ですな。
だから扶桑は薦められんのよ・・・

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です (でーらせいび)
2018-10-21 22:09:37
『監視しながら任せて』←(爆笑)
信用しているのか信用していないのか(笑)
思わずクスりとしてしまいましたスミマセン

クーラーヒューズの件、私も同業他工場の尊敬する先達メカの男性に聞きました
フソウに聞くと『よく切れるんですよね〜、ヒューズ交換すれば直ります、ヒューズ切れる原因は不明ですが』だそうです
???
キャンタのヒューズはエンジンオイルみたく定期交換の部品なのでしょうか

リコール返金不可の件、当社では臨分と納品請求書等の【間違いなくリコール対象部位を有償にて作業した】と確認できる場合は、デーラ・専業者さん問わず返金となります
うーむ…信じられませんね

あっ、ハイエィス直りましたか??
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Unknown (koyomi-86)
2018-10-22 23:04:57
でーらせいびさん お疲れ様です。
予測不能な整備の常習ですから逐一口をだすのは仕方ありません。
最近の車はとてもデリケートになりましたよね。
オイル交換一つとってもトルク管理が必要ですし、デュオニックに使う油種も必ず説明書や整備書を一通り目を通しておかなければいけなくなりました。

コンデンサヒューズの件は単に容量不足ってだけじゃないんですかね?
機会があればコンデンファンに掛かる電流を一度測定しようかと思ってます。
リコールの件は最初ディーラー、迂闊に返答できないってことで客相、返金できません!てなもんで文句言ったら上席から後日保証対応の期限を伝えられたと・・・
ま、ここまでやればあとは外注先にまかせればいいだろってところでうちの対応は完了です。
タイミングチェーンも結構時間かかるようですし、めんどくさいトラックですよほんと。

ハイエース、治りましたよ!
すっごい大金出て行きましたけど!
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Unknown (sigma0201)
2018-10-24 18:48:48
お久しぶりです。長文失礼します。
キャンターのヒューズ切れ&コンデンサリレー焼損、根っこ同じかも知れません。
○菱の設計陣、ファンモーターに流れる「平均電流」だけ計測してヒューズを25A設定してるのでは?
コンデンサリレーがONした時に、ファンモーターで発生する、モーターON時の突入電流はオシロスコープで波形計測してるのかな?
リレーの問題で、ONした時の一瞬の突入電流が3桁アンペア(100A以上)発生してるんじゃないかな、と思えるんですよ。
どうなるかと言うと、ONした一瞬の電流一回ではヒューズは切れませんが、なん百何千回のONで徐々にヒューズに疲労が蓄積されます。そのうち疲労が限界値超えるので早期に切れる、と。
25→30Aにすると許容値以下の疲労で済むので切れにくくなる。
リレーも同じ理屈でONの瞬間の異常電流で一瞬だけ巻線が発熱し、徐々に熱疲労が蓄積していって、絶縁被覆がやがて破壊される、と。
業界/分野違いますが、私の元勤務先の某メーカーもこれやらかしました。
私は試作機の耐久試験のとき同じような構造でリレー焼損が複数台発生し、真っ先に指摘したのですが、「そんなことあるか」と開発部門に一蹴され、結局1年半経ってから私が指摘した原因そのままで売った製品の回収騒ぎという…。

耐圧630V、容量0.1μFのコンデンサをリレーの二次側に付けられたらたぶんリレーの寿命伸びると思うんですが、お客様のクルマだと余計な対策やって万が一メーカー設計に無い後付けコンデンサが焦げた、とかの場合は責任問題になるから難しいですかねぇ。
どこぞの車両メーカーの設計者がこんなコメント見ていてくれると嬉しいのですけど。

あ、私は某メーカーをリストラでクビになってしまい現在実家に帰って長い夏休みを満喫中です。(笑)
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キャンター4P10 (ぽんこつ整備士)
2018-10-26 00:42:55
先日は失礼致しました。
クランクプーリーの件は実際に私や元勤務先の先輩が経験しています(先輩は取り付け時に外周を周り止めさせてセンターボルトを締めつけようと思ったらずるずると、私は走行不可のお車を引き取り→原因は発電できなかった→原因がダンパーゴムの剥がれでそれ以後はおわかりになられると思います)。スバルリコールEN07は後者ですが、対策品に交換していない場合はベルトを強めに張れないです(強めに張るとずるずると)ので、緩んで鳴きが。
入庫時はお気を付けください。

4P10は元々はFPTのF1Cの改造エンジンという事ですので、元々は欧州エンジンという事で、私の会社ではDH2だけではなくACEAのE9にも適合したオイルを使用(充填)しています。簡易に入手できてDH2とE9に適合しているオイルはシェルとモービルくらいでしょうか。特にモービルはSNにも適合している商品もあります。ちなみにいすゞ4JJ1もワールドワイド的に使われていますので、4JJ1にもいいかもしれません。なお、最近のエンジンはヤワイ(アルミ部品を多用しており、耐久性も心配されます)ので、条件によっては後ろが40番のオイルを使うのも良いと思います。ガソリンエンジンもヤワイのが増えてます・・。
こういうオイルを導入(仕入)している整備工場さんやディーラーさんや運送会社さんはいらっしゃるかはわかりませんが、汎用性が良くてとても便利です・・値段とのにらめっこですが。
でも、大がかりな故障を少なく(予防)するという意味で良いのかなと。
排ガス後処理装置やインジェクターについても、対応の燃料添加剤をまめに入れておかないと莫大な費用が掛かる確率が高いです。私(整備士)がこんな事を言ってはいけないのですが、小型トラックのインジェクター交換とDPF分解掃除の見積もりを出したのに、最後の支払いで値引き要求→社長がトラブルはNGということでしぶしぶ応じた、のですが・・さびてひどい状態だったのにあんなに苦労したのに・・という事で、ウン十万かかって支払いを渋られるくらいなら、予防としてそういう事を、という事です。カーメーカーもインジェクタークリーナーは発売しておりますし、いすゞなんかはDPDコンディショナーなるものも出していることから、効果が全くないというわけではないのですが、乗り方も大きく関係ありますので、のろのろやアイドリング長時間(作業車など)は気を付けないといけません。
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Unknown (sigma0201)
2018-10-26 18:00:52
過去記事を拝見したら、接点側の焼損なんですね。
接点容量の問題かなあ?

過去の事例で(先のコメントより更に数年前)製造不良で
①リレーの接点バネの角度が違っており黒く見える接点同士が面でなくカドが当たっていた→カドしか当たってないので抵抗大、焼損
②工場が日本→中国に移転した際、指定のバネ材や接点材を使っておらず導通抵抗が大きく焼損
などありましたが。
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Unknown (koyomi-86)
2018-10-30 21:25:18
sigmaさん こんばんわ。
立て続けのライブでだいぶ体力削られ気力がなく、返信遅くなりすみません。

突入電力が原因とするとクランプで測定する方法ではまったく意味が無いですね。
ファンの回り方、結構うるさいくらいブン回してるんです。
使用しているリレーも色が変わったくらいで同じ形ですし、オムロン製も変更されたないですね。
接点の当たりが悪いのは損耗のせいかと思ってましたが新品状態から接点異常?まさか・・・
それよりも、そこまでの知見、経験を持ちながらリストラされてしまうなんて・・・
そんな人を冷遇するからみんな好待遇の海外へ行ってしまうんですね。
僕みたいに行き当たりばったりの修理してるアホは日本で埋もれるしかなさそうですw
保険、がっつりあるでしょうしゆっくり養生してください。
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Unknown (koyomi-86)
2018-10-30 21:37:37
ぽんこつ整備士さん こんばんわ。
今更ながら遅いコメントごめんなさい。
たしか記事にもしたことありますが、古いキャンターで私も経験してます。経験してながら活かせてない自分に苦笑いですw

4p10は欧州ですでにあるのですね。
自分が聞いたのはフィアットとの共同開発ということでしたので、向こうでのこのポンコツエンジン具合はどうなのか知りたいですね。
エレメントケースは割れる、フィラーキャップは割れる、規定トルクで締めてるのに緩めるときは舐めるんじゃないかと思うくらい硬いドレンボルト。
書いてたらキリがないですねw
うちでは入手しやすいDH-2を使用してますが、DPFのコントロールがうまくなった現在の車両は交換時期が長めになりつつあります。
設定で10w-40はありますので今度変更してみようかと思っていた所です。
インジェクター、DPF、EGR、尿素、合わせてクリーナーなどの性能や評判
常に触れて居ないとすぐに置いていかれる現状は大変ですよね。
一人、右腕になる人が欲しいですねぇ(切実)

返信する
Unknown (sigma0201)
2018-11-01 10:44:40
KOYOMIさん
BABYMETALの件、御愁傷様です。

> ファンの回り方、結構うるさいくらいブン回してるんです。

ファンモーターに定格書いてありませんかね?
例えば24V10Aとか、240Wとか。
(24V10A=240W)
ヒューズって通常は定格の2.5倍~3倍位の容量に設定します。
なので、勝手な推測ですがモーターの定格は24V10Aくらいなのかな~?と。
クランプで測ってみてくださいな。

でも負荷が重いと回り出しのときにかなり電流喰いますから、定常運転の最大定格が10AとしてもON時の突入電流は想定外の値になっていることがあります。

モーター軸が回しているのがファン(羽根)だけでなく、ベルトで他の補機類回しているようだと、現在の定格のモーターだと荷が重いのかも知れませんね。
他メーカーの同等車両と比べてモーターやヒューズ容量が小さいとかありませんか?
※構造知らないので的外れだったらごめんなさい。
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Unknown (koyomi-86)
2018-11-03 01:47:36
sigmaさん こんばんわ
BABYMETALの件、変わらず楽しんじゃってますよ。

定格の確認もしてないので今度見ることになりますが、前モデルのキャンターでは15Aで現行は20A、むしろ上がってるのです。
それが切れてしまい、25Aでも切れた報告があるので30Aが無難だよ。と。
おそらく経年劣化によるブラシの磨耗とか
そんなことも原因になるんでしょうね。
ハーネスが燃えないうちにリコールして欲しいもんです。
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help me. (rung)
2018-11-03 14:04:35
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