診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

インジェクター

2018-02-03 23:13:56 | イスズ
いつもの4HL1エンジンのインジェクター交換です。
久しぶりの作業で慣れた作業ではありますが
状況的に迷った診断経緯でも書こうと思います。



入庫時、E/Gチェックランプ点灯、DPD過捕集とタイムアウトエラー。
目標燃料噴射量見るとほぼ上限MAX吹けの指令。
正常なサイクルなら30前後が見慣れた数値なのに温度全然上がらず。
もちろん、排気スロットルチャンバーなど機械的な動きは点検済み。
そもそも40も吹いたら黒煙が結構出るような数値なんですよね



補正値も極限の悪さ。
ずっとドコドコドコドコいってるし
インジェクターで間違い無いだろうと判断するのですが・・・



去年、水が減るってことで例のイスズさんでエンジン交換してるんですよね。
そっからこの日まで3万キロ、アクティブやりゃインジェクター全部調子悪いし
この距離でもう調子悪いの?
最終的にレール圧が80Mpaまで上げても変化無し。な為



思い切ってバラすことに。



数字のペイントが。
なるほど、使いまわしてたのですね(怒
交換前のエンジンもドコドコいってただろうに・・・





交換してDPD洗浄して



テスト走行



温度も上がり





×印まで増えてたのでオイル交換。



コモンレール圧や



補正値、DPD、差圧リセットをして完了。

インジェクターも交換されて当たり前だと思うけど
手を抜く箇所、間違えてやしませんかね。