診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

キャンター祭り

2015-01-27 19:05:32 | 三菱ふそう
結構すごい偶然。
キャンターばっかし、いずれもDPFがらみです。



前の記事の車両と同じ時期に購入された車両です。







F3-GがGscanと比べて劣ると感じるのは使い勝手。
後に載せますが、どうにも詰めが甘いと感じる部分がF3-Gに多い。
これ要望出せば変わるものなのだろうか。



強制再生させるが、こいつも手動スイッチで始まらない。



お前も導通ないじゃんか!
すごい偶然だけど、耐久性なさすぎだろ。
で、これが昨日の事。



部品入庫



コード入ってるね。



F3-GでDPFリセット



ちゃんと使えるんですが、Gscanみたいに「成功」と出ないんです。



リセットできたかの確認は、オレンジのチェックの上に赤いエンジンチェックが点灯したか?
これが点灯すればリセットできてます。



まるごとサッパリ消去。
これがF3-Gの詰めの甘さ。
使い慣れてる自分にはたいした事では無いのですが、これだから中国製は・・なんて言われちゃう部分です。
対処可能なら是非お願いします!



強制再生は問題なく成功と出て再生手動ランプが点滅するんです。



さて、ライブで経過観察ですが、異常な差圧、めちゃくちゃ詰まってます。
そういや入庫時、アイドリングがすごいラフな感じだった。



いつもなら少し見てあとはほって置くんですが、心配な部分があります。
徐々に差圧は低くなっていきますが



急激にフィルタ前後の温度が逆転、すぐに再生作業を中断させます。
最終的に出口750度あたりまで上昇、中でススが異常燃焼してますね。
これ放置でそのまま続けてたらフィルター溶損します。



昼休み挟んで温度が落ちたら、再度強制再生。





出口は最終的に600度届かないくらい。



再生が終わり、温度が下がったらアクセル全開で差圧の確認。
通常範囲で溶損は免れました。
DPF修理の怖いところ、溶損させるとどんな影響があるのか知りたいような知りたくないような・・・
修理は慎重にね。



もう一台、再生が終わらず故障コード入力されるキャンター
もう年式とか覚えらんないや。
排気チャンバーの故障。



交換して再生して納車。
今週はもうキャンターおなか一杯。

貧弱なスイッチ

2015-01-27 18:41:09 | 三菱ふそう
H20年 キャンター
「DPF手動再生が始まらない」ということで出張点検。





現在故障は無し、過去のみ



Gscanでもリセットはできますね。



残念ながらGscanでもEZGOは通信異常、見れませんね。
こうなると、F3-Gのトラックソフトってコピー物という前提は置いといて
汎用機の中じゃかなりの上位にあるんじゃないの?



エンジン掛けたり止めたりしてたら再生ランプが点灯しなくなったんで
強制再生させる。



ランプは点滅を始めるものの、手動スイッチ押しても一向に始まらない。
この事を言ってたのね。



この中で使って端子は4つのみ。
すべての導通検査しても反応無し、感触もおかしいし多分これが原因。
取り寄せて次の日に交換。



マキシスの保証書が到着。
ちゃんと届いてますよ~



SAIの板金修理が完了。
結構酷かったです。



そして交換



強制再生し



問題なく完了。