KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

日本に地下鉄が生まれたとき

2017-12-02 21:30:43 | Railway&RailwayModels
 きょうは葛西の地下鉄博物館へ。赤い電車も見てきましたが、

前回少し触れましたが、今年は地下鉄が誕生して90年。それを記念したイベント「地下鉄開通90周年展」がきょうから始まり、その見学へ。


館内の特定の場所で、パネル展示。


先ごろ、国指定の重要文化財に認定された、地下鉄第1号、1001号車。


さらにその前に、産業機械遺産にも認定され、その2つを記したプレートが設置されていた。


重要文化財に認定後、車内へ入ることは出来なくなってしまったらしいが、きょうは入ることができました。

そして今回の目的は、


イベントのこけら落としともいうべきか、特別記念講演を拝聴してきました。
地下鉄開通に尽力した早川徳次氏のお話と、1001号車がいかに国の重要文化財に相応しいか、という2テーマの講演でした。

機械遺産登録の名称に「国産初の地下鉄車両」とあるが、最初の地下鉄である1001号を含む1000形10両の発注は、日本メーカー3社のほか、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツのメーカーにも見積もりを発注し、最終的に日本車両に発注することになったそうで、ここでもし海外メーカーがへ発注していたら、機械遺産の登録はもしかしたらならなかったかもしれない・・・そう考えるとちょっと面白い。

講演を聴いてふたたび1001号の車内を見まわし、なるほどこういうことかと再確認できたところで終了。

おまけ
地下鉄博物館の前に、表参道の旧駅をみてきました。


銀座線ホームの端から、旧駅のあったところがライトアップされて、当時の出口案内の看板も残っているのが見える。

当時は「神宮前」という駅だったらしいが、駅名票は残っていないようだ。千代田線と交差する今の場所に移転した際に表参道駅となった。旧駅は保線などの資材置き場みたいな形で活用されているようだ。

もっとよく見ようと柵を乗り越えんばかりに乗り出そうとすると電車に警笛鳴らされるので、危険です。気を付けましょう。
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