きょう、アナログ放送が終了しました。
遅く起きたら時刻は10:00。TVつけたら公共放送で、六十年弱にもわたるアナログ放送の歴史を振り返る特番を組んでいた。街頭テレビからオリンピックからあさま山荘から輪島功一氏まで・・・。
そしていよいよアナログ放送が終了する瞬間。
その3秒後
見ていないが、民放では生放送でカウントダウンとかしていたらしい。何だかお祭り騒ぎだ。
夕方から銀座へ。今年も松屋で開催している鉄道模型ショウへ行ってきた。夕方なら空いているだろうと思っていたが甘かった。
新作発表や試作品展示で期待できるものはあまりなかったが、驚かされたのは、
ディスプレイながらも、精密なこの東京モノレール。
すげーなコレと思って写真撮っていたら、横にいたイベントスタッフの若者2人の雑談が聞こえてきた。「アナログ放送ってどうなっちゃったの?」「今頃砂嵐ざーじゃない?」「(瞬間)みたかったな~」なんていうので、昼間撮った写真(上)を見せてあげたら大興奮!って今日の収穫はコレでスカイ!?
ところで、会場には新幹線特集のコーナーもあったのですが
新幹線といえば、昨夜起きた中国高速鉄道の追突事故。これまでもあらゆる点で問題が指摘されてきたが、ついに死者をだす大事故まで起きてしまった。原因はどうやら制御システム系の不具合のようだが、そのきっかけは、追突された側の列車が落雷の影響で線路上に停止してしまったことだという。
より詳細な結果が待たれるが、日本を含め、他国のあらゆる高速鉄道の技術を取り入れ、短期間で8,000kmにも拡大した路線網と、300(330?)km/hというスピードを旗印にしてきた反面、安全面や保安面においての技術が十分発達していなかったのかもしれない。それが露呈した形になってしまった。先ほど見たニュースでは、信号をはじめとする制御システムは中国独自で開発したものらしい。
「(外国の)技術をパクったからこんな事故が起きたんだ」などという低次元な批判は決してしないようにしよう。一方で、日本にはデジタルATCがあるから絶対安全だと思っていても、どこかに落とし穴はあるはずだ。今回のように落雷で列車がまったく動かなくなったときでも、その情報を発信(そのシステム(機能)が十分働かなかったのではとぼくは推察するが)して他の列車を止め、副次的な事故を未然に防止するシステムにはならないだろうか。いや、もうなっているのだろうか?
そういう意味で見直すのにはよい機会なのかもしれない。他山の石とすべきだと思う。
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