KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

母とのSL列車旅行

2023-09-30 23:23:07 | 旅行記
 秋晴れというよりは、彼岸も過ぎたのに夏の暑さが残る今日は、

静岡県の大井川鐵道、新金谷駅に来ました。もちろん目的は、SL列車に乗ること。
この日のSL列車は「急行かわね路」のみで、トーマス号は運休。
機関車はC10形8号機。

客車4両を従えた編成でした。

出発の30分前に改札を通り、ホームへ向かう。

今回はいつものひとり旅ではなく、母(この写真の後ろ姿)との2人旅なのです。

今回のSL旅行、じつは1ヶ月ほど前、母から「大井川鐵道のSLに乗ってみたい」と提案があったわけで。
母曰く、幼いとき(昭和20年代後半ころ)に、SLの列車に手を振った記憶はあるが、SLが牽引する列車に乗った記憶がないとのことで、今回その願いを叶えるべく、スケジュール調整(詳細は後ほど)と、切符の予約を行っておきました。
新金谷駅までの移動も、ひとりの時は新幹線+東海道線の移動ですが、今回は自家用車で新東名を経由して直接来ました。
C10は黒い煙を吐き出し、出発準備OKの状態。

往路は機関車直後の客車(4号車)に乗車。


11時52分に新金谷駅を定刻通り出発。
刈り取りを終えた田んぼ地帯をゆっくり走行。

とはいえ、大井川鐵道の本線は、昨年の台風の影響により、列車は家山駅までの1区間(途中の駅は全部通過)のみ、全線の半分以下の距離と時間ではあるが、窓を半分開けた状態で、SL独特の音と煙の匂いを味わう。

大井川沿いを快適に走行し、

30分ほどで、終点の家山駅に到着。
しかし、ここからが本番。下車すると、機関車は既に客車から切り離され、給水を行っていた。

家山駅の駅舎。

ここからほとんどのツアー等で来ている乗客はバスやタクシーに乗り換え、不通区間の千頭駅方面へ向かったり、他の観光地へ向かったりと、駅周辺はちょっとしたお祭り騒ぎ。が、ぼくらは同じ列車で引き返す。なにせ、目的が「SL列車の乗車」なのだから。

静かになったところで、駅の方にも動きが。給水を終えた機関車が、ホームの反対側へ移動し、

復路の列車の準備、連結を行っていた。


それとほぼ同時に、乗車可能のアナウンスが流れ、再びホームへ。

先頭の機関車後ろ向き状態。これを見たいために、乗車日程の調整を行ったのです。

翌日(10月1日)以降は、運転区間が家山駅から2つ先の川根温泉笹間渡駅まで延長されるが、復路がEL(電気機関車)列車になるようなので、どちらの日を選ぶかで、鉄道ファン的に迷ったのです。
復路は往路と違う客車(2号車)に乗車し、定刻通り12時52分に出発。

途中で列車内を歩いていた売り子さんから、今回の旅の記念にと、どら焼き(動輪焼き)を買った。

そしてこちらも、SLのサウンド、時折入る煙とすすの匂いを味わいつつ、気がついたらもう新金谷駅に戻ってきた。

乗り終えて、大満足の母でありました。

ここからはおまけです。
SL列車の往復乗車でランチタイムを少々逃していたので、「KADODE OOIGAWA」へ立ち寄った。

最初は、ホームが見えるレストランでランチをと思っていたが、混み合っていたため、

「トラスパレンテ ラルーチェ」というベーカリーで焼きたてパンを頂きました。
コメント
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