見よう見まねで、世の中の大抵のことはなんでもできる、と思っていた。
仕事にせよ、趣味で物を作るにせよ、楽器を演奏するにせよ、ちょっと練習すれば「それなりに」熟すことができるものだと、最近まで思っていた。
けど、やっぱりそこに落とし穴があるわけで。
最初はスムーズにこなせたことに慣れてしまって進歩せず、あとから入ってきた人に簡単に抜かれてしまう。
自分も会社に属し、給料貰って仕事する以上、まがりなりにも今やっている仕事に関しては「プロ」であるわけで。しかし、そこそこの技術で覚えた仕事は、あるとき急に役に立たなくなる。
勉強が足りない、修行が足りない、これまで培ってきた経験が生かせない。焦りばかりが先に立つ。
ひょっとしたら、どこかに自分に勝手に限界点設けているだけなのかもしれないが。
まだまだもがいているKouChanです。