どんよりとした空模様で、いつ雨が落ちてきてもおかしくない天気
気温は高くなくとも、湿度はかなり高いようでじめっとした水分をたっぷりと含んだ風が流れる今日
夕方になっても、心地よい風に変わることも無く汗が流れます
大崎駅前に「ニュー大崎ビル店舗街」なるところがありまして…
1Fと2Fが店舗街、その上階は住居スペースだという駅前にありがちなビルではありますが、「ニュー」と言う単語が恥ずかしくなるほどに30年を超える歴史を感じさせるトコロでありまして、そこに入るお店からも昭和な雰囲気が漂っています
そんな店舗街の2F、7月にオープンしたばかりのビストロへお邪魔いたします
建築家でもあるオーナーでありますから、そのお店はオシャレな雰囲気を醸し出しながらも浮きすぎることが無い「ちょうど良い」お店に仕上げていますね
週末ってことで、それほど混み合っていることはありませんでしたが、近隣のマンション群からのお客さまでありましょう 小さなお子さまを連れた家族でのお客さまもいらっしゃってまして、19:00位にはお店も賑やかになって来ます
魚介ビストロってことでありますから、先ずは鮮魚のカルパッチョをいただくことにいたします
大胆なほどに大きく切られた"ぶり""鯛""サーモン"の3種は身が締まっていて、ただオイルと塩だけで調味するのではなく、そこのオリジナルの香辛料も加えて…
肉厚のベーコンが印象的なポテトサラダに、牡蠣のクリームチーズパテ、牡蠣のアヒージョと前菜のいくつかを楽しみます
ワインを美味しく楽しむお店でありますから、そのお料理はどれもワインに合うように工夫されているようで…
ご一緒していただいた方が飲む白ワインもすすんでいますね
そして本日のメイン
バケツ一杯に入った1kgもある牡蠣を「蒸し」でいただきます
テーブルに据え置かれた鉄板に牡蠣を並べ、それに蓋をして10分ちょっとの蒸し焼きにして…
ふたを開けた時のはその蒸気と一緒に牡蠣の香りが広がって、一気に気持ちが牡蠣のモードになりますね
シンプルな調理ですから、1kgほどの牡蠣もあっという間に食べちゃえますし、女性ふたりで来られたお客さまでお替わりまでされた方もいるのだとか…
蒸されることで身が締まり、たっぷりのジュースが凝縮されますので、プリッとした食感と共に旨みを堪能することが出来ますので、上記の女性も納得です
ワタシ的にはそのままいただくことが一番の美味しさと思うのですが、レモン汁やポン酢、それに特製だと言うトマトとパクチーのソースなどが用意されますから、味の変化を楽しんでも良いでしょうね
〆にといただいたのは、これまた牡蠣のパスタ
ペペロンチーノ仕立てでありますが、ニンニクや唐辛子に加えて牡蠣の旨みが出ていますので、スープまで残さずにいただきたいほどです
生麺が使われていますので、そんな美味しいスープとの絡みも良くて…
〆に相応しい一品でありました
お腹も満足したところでメニューを見返していますと、そこには"牡蠣めし"の文字が…
これは、牡蠣めし目的に再訪することが確定ですね
【魚介ビストロ sasaya BYO】
東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル2F
03-6417-0574