年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

JR山手線上野駅:「日鶏〆」   朝引きの鶏肉にこだわる焼き鳥が見事な居酒屋であります

2012-04-21 23:43:18 | 関東
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ほぼ定例化してきました「こちら飲食店開業準備室」のサークルミーティングですが、参加者もだんだんと増えてきまして・・・
遠方は山梨県からの参加者もいたりして、時間とコストを掛けて参加していただいているので、一つでも多くのヒントを持ち帰っていただかなきゃ・・・ と主催者ともども気合が入ります


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今回の会場は上野駅前にある「日鶏〆」なるお店
その名は、“その日の朝に〆た鶏肉を使う”ことからきているとのことでありますが、他にも“独り占め”の意であるとか、“太陽の光を浴びて育った鶏”であるとかの意もあるとのこと
なんとなく美味しそうな鶏肉料理がいただけそうな予感がいたします


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ゆったりと席が取られていますし、カウンターも奥行きがあり居心地が良いお店であります
そんな店内の雰囲気もそうですが、「朝引き地鶏とこだわり野菜」との冠の通り、女性を意識した商品が用意されていますね
いただきました“本日の国産多品目野菜盛り合わせ”はバーニャガウダー的なものでありまして、シャキッとみずみずしい野菜を美味しくいただくことが出来ました
そんなコンセプトがお客さまにキチンと伝わっているのでありましょう 女性一人のお客さまがカウンターで焼き鳥をつまみにワインを飲んでいる姿も・・・
なんだか格好良いですね

いくつかの商品をいただいたのですが、“焼き鳥”の美味しさは感動モノ
表面は香ばしく、中はしっとりとフワッと柔らかく焼き上げられていまして、焼手の技術を察することが出来ますね

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居酒屋の定番メニューである“唐揚げ”
かなりしっかりと味が付けれられたものでありまして・・・ お酒を飲まないワタシにはちょっと濃すぎる感もありますが、鶏の新鮮さとフワッと揚げられた食感は見事なモノであります

素材にこだわるだけでなく、その調理にもしっかりとした技術とこだわりを持つ、かなりレベルが高い居酒屋だと感じます



お店を後にしてわかったことですが、こちらのお店は「横浜天下鳥」の支店であるようですね
ならば、焼き鳥の美味しさが素晴しいことも納得なのでありまして・・・
今は無くなりましたが、関内にあった本店には良く足を運んだものであります
そんな懐かしいお店と、上野の街で偶然に出会うとは・・・
何かに引き寄せられたのかもしれませんね



【朝引き地鶏とこだわり野菜 日鶏〆】
東京都台東区上野7-2-20 ニュー上野ビル1F
03-3845-3773

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相模鉄道本線横浜駅:「勝烈庵」    柔らかいヒレカツが自慢の横浜を代表するとんかつ屋さん

2012-04-21 15:57:07 | 関東
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友人とのランチのために横浜へ
胃を取り去ってひと月、だんだんと食べることが出来るものが増えてきたらしく、今日は久しぶりにとんかつが食べたいのだと言うのだ
塊のお肉はダメ、生野菜もダメ そんな生活だった彼が、油っぽいカツや、キャベツの千切りを食べられるようになったとは喜ばしいことであります



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それで、ジョイナスのレストラン街にある「勝烈庵」
彼は、最もこのお店のカツが好きなのでそうで、以前は月に2回~3回ほど使っていたらしいのであります
甘みたっぷりのソースが特にお気に入りであるようでして、それをたっぷりとカツにつけ、これまたたっぷりのからしと一緒に・・・
ゆっくりではありますが、一人前をペロリと、満面の笑顔でいただく彼を観ていると、なんだかワタシまで幸せに思えてきますね


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“ふじ定食”
4月1日~30日までの期間限定商品 と言いましても、期間限定なのは、その内容でありまして・・・
今月のふじ定食は、ヒレかつ・小えびと新グリーンピース、チーズのメンチかつ・鶏むね肉の三色巻(モロッコいんげん、パプリカ赤、黄)・ペコロスの豚バラ巻であるとのことです

常連である彼の言葉を借りますと、こちらを訪れる女性のお客さまは、ほとんどがこれを注文しているとのことであります
実際、今日もたくさんのお客さまが注文していらっしゃいましたね
野菜を使った揚げ物でありますから、ヘルシー感があるのでしょうかね
鶏の胸肉って言うトコロにも惹かれるのでありましょう

とは言え、こちらの看板商品であるヒレカツも盛りあわされていますし、お腹を満たすには十分なボリュームもあり、男性であるワタシも満足できるものでありましたよ


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お店はオープンな調理場でありまして、カウンターの席をいただきますと、調理する姿を見ることができます
ブロックのお肉を切り分ける姿、そのお肉に一枚ずつ丁寧にパン粉を付ける姿、そして、それらを寸胴のようなお鍋で揚げる姿も見ることができる
これも一つのエンターテインメントでありますね


創業期から変わらぬソースの味
はっきり言って、ワタシには物足りなく、ボケた感じすらするソースなのでありますが・・・
万人に好まれようとするのではなく、このソースを好んでくれるお客さまを大切に育てながら、お店の繁盛を継続する
老舗店らしい経営の方針でありますね



【勝烈庵】
神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナスB1F
045-311-2165