僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

東慶寺花だより(井上ひさし)

2019年02月21日 | よむ

NHKの時代ドラマにでもありそうだなー

なんて思い検索をかけてみてびっくり。

なんと映画化済み!

しかも主演は大泉洋って!

いやこれ知っちゃうと販促だわ。

もう大泉洋しかありえないもの。

東慶寺ひとつて

15通りもの駆け込みを創作するとはさすが。

初の井上ひさしだったが

この方、劇作家だったようだ。

生命力にあふれた町人の姿が

式の鎌倉とともに目に浮かぶ。

とらばあさんのコメディリリーフぷりもまたいい。

婆さんが活躍する「おせつ」の章がお気に入り。


くさび(郡山)

2019年02月20日 | 麺をいただく

炊出し豚骨醤油麺を頂く。

こ、これは完全に池袋屯ちんのパクリ笑。

念のためネットで屯ちんの別ブランドじゃないかと調べるも

別会社のようだ。

似ているとはいえ

屯ちんを

薄めて

トッピングを増やして

脂・ネギ多目に仕上げた感じ。

だとしたら

にんにくをしこたまぶち込んでいただくべしっ!


浅草今半(東京駅)

2019年02月19日 | いろいろいただく

牛肉弁当を頂く。

ふと気づいたのだが

今半て人形町今半、浅草今半、今半本店等

いろんな法人に分かれているのね。

そしてわっぱ風のトレイで

早速頂きますー。

たまねぎ甘しー。

お肉の汁がご飯にしみているー。

豆腐つきってとこが

また粋だねえ。

他じゃあ見ないもんねえ。

しかも焼き豆腐だよ!

粋だね~。

はっ!

糸こんにゃくまで!

すき焼きだね~。

これは完全にすき焼き弁当ですよ。

生卵があればえらいことですよ。

甘いんだけど

甘辛くない味付けという。

実にしっかりと肉の味がいかされている。

牛肉弁当って初めて頂いたけど

おいしいんだねえ!

他の牛肉弁当もこんなにおいしいのかしらん。


戦国の終わりに

2019年02月17日 | ぶらぶらする

駿州より相模国へ侵攻し早9ヶ月、

満を持して天下の名城、

小田原城へ。

とその前に街道沿いの日本一たい焼で一服。

こちら日本一のたい焼きなのかと思いきや

これは「日本一たい!」という九州弁なのだという

なんともいえない屁理屈っぷり。

さて本題の小田原城、

駅側からは最短登城ルートも拓かれているが

ここはひとつ海側からの正規登城ルートを辿る。

まずは巨大な枡形。

枡形を越えると

銅門。

場内に以降は少ないものの

スケールは大きい。

天守閣からの一夜城方面。

目と鼻の先に砦を築かれてしまっては

いかに天下の後北条家とはいえ

限界を感じずにはいられなかったことだろう。

同じくJR小田原駅。

小田原城から車で10分。

秀頼が小田原攻略のために築いた

一夜城こと石垣山城跡へ。

こちら思いのほか観光客でごった返しており

天下統一総仕上げの城、

石垣山城ともなると遺構だけでこんなにも人が集まるのかっ!

おおっ!同志よっ!

ともろ手を上げて駆け寄ろうとしたのもつかの間

彼らは遺構には見向きもしない

ヨロイヅカファーム狙いの軟弱ものばかりであった。。。

ええい、かくなる上は身どもだけでもいざ参らん!

ものども続けやっ!

とキャッキャウフフなヨロイヅカファームを背に

攻城開始。

階段を上って

右側へ下ると

珍しい遺構「井戸曲輪」

井戸を中心にらせん状の石垣が並ぶ。

タニシの殻のようであり

日本の城郭として円形が採用されるのは

きわめて珍しい。

しかしよくできている。

石垣の多くは関東大震災で崩れたようだが

それでも当時を迫力を偲ぶには十分すぎるほどで

とても「一夜」で築かれたものではないことくら素人でも分かる。

天主台からの小田原市街。

よくみると小田原城が視界のど真ん中に見て取れる。

惣構とはいえ

喉元に匕首を突きつけられたようなもので

これはひとたまりもなかったものと見える。

天主台から南斜面をヨロイヅカファームへ下るときも

非常に大きな石垣の石がごろごろしている。

石垣山城は関東へ出現した初の石垣城だったとのことで

この城が果たした役割は果てしないといえる。


光家(西横浜)

2019年02月16日 | 麺をいただく

ぶらり相鉄線下車の旅。

今回は天王町です。

へえーっ!

とんでもなくびっくり。

現代の日本に

ここまで繁盛している商店街が存在していたとは!

しかも八百屋だらけ!

かご盛のみかんなんて

もう天然記念物として保護すべきじゃないかしらん。

ごった返す松原商店街を抜けてやって来ましたるは

家系ラーメンの光家。

カウンターのみながら

入り口がどこだかわからず

一見では戸惑ってしまうつくり。

ラーメンとライスを頂く。

なんとこちらではゆで卵が無料サービス!

これはうれしい。

さらりと塩よりなスープで

脂のギトギト感がうすまっており

かなりオーソドックスというか

食べやすい家系です。

器のサイズも小ぶりで

慎ましやかな姿が

なんだか好印象。

こちらの売りはキャベツラーメンだそうなのだけれど

それはまた別の機会に。