まずは「黒文字」です。
見慣れた形の文字ですねぇ(^v^)
五つのブロックに分かれています。
それぞれの文字はa~zがあり、Mだけが大文字、
そして使用する「Marlboro」だけ使用数x2(予備)が入っています。
面白いのは真ん中の文字が上下に分かれていますが、
モデルで再現している日本グランプリ仕様のリアウイングに対応しています。
一般的な水転写は透明のノリで配置しているので、全体に縁取りがあります。
これが結構目立つもので、プラモではそれを消すためにクリアーを吹き付けたりします。
でも、今回の専用デカールは一文字ずつ分かれているため、
それぞれの文字にほんの少しの縁取りがあり貼ってしまえばあまり目立たないような感じです。
ただ、文字を一つずつ並べるのだって難しいのに、
「V」等のように文字自体が二股になっている場合、その文字をちゃんと貼るのにも苦労します。
でも安心!この専用デカールのノリの付け方です。
ノリは黄色の点線のように付いているので、二股になっていてもちゃんと貼れるようです。
つづいて「白文字」です。
今は目立ちませんが、貼る場所(モノコック)が黒っぽいので貼るときれいな「白」です。
問題は「小さい!」
モノコックの先端に貼るのですが…
そして「赤マーク」です。
ここだけはどう頑張っても「そのまま」再現はできないですよね。
まぁ、かといってボディみたいにピン角を丸くされても困ります。
このどこかの銀行みたいなマークですが、よーく見るとこんな仕掛けが。
欲しいマークが一回り小さいマークと組み合わされているんですね。
で、良く見るとその二つのマークの色の濃さが違うんですね。
という事は「赤マーク」の周りを切り出して水に浸す前に、
この境目にカッターで切りこみを入れておけば、
水に浸した時に分離して「本当に欲しいマークが手に入る!」
(でも、それが公に言えない!)
なんかメーカーの意地を感じました。。。
さて、そんな苦心な文字を並べるための「ラインラベル」です。
このラベルをあらかじめボディに貼ってそれに合わせて文字を並べますが、
このラベルには意味深な黒い点線が不規則に並んでいます。
どうやらこれが文字の位置の目安のようです。
もちろんそんな事一言も触れていませんが、
取り説の[2]を見ると「暗黙の了解」ですね。
「あらかじめボディに貼る」ために、この「ガイドラベル」には弱いノリが付いています。
これでボディは傷つかないし、何度かは貼り直しが効きます。
もうひとつの心配事は「あらかじめ貼ってあるトップボディデカールへの影響」ですが、思い出してみました。
この時目印としたボディの形状(青矢印)をガイドラベルでも利用していて、
「HONDA」と「Marlboro」の間隔部分にガイドラベルを貼るようになっています。
そして「HONDA」のトップボディデカールには「余白部分」がないし、
「Marlboro」のそれも極めて少ないので、貼った感じの違和感はないように思います。
ただ、一つの注意点として、「極めて少ない」と言っても余白部分はあります。
なのでガイドラベルに合わせて配置するとき文字で合わせるのではなく、
必ず余白部分がボディに貼りつくように、
言い換えれば余白部分がガイドラベルにかからない様に注意が必要です。
ということで緊急レポートを終わりますが、
最後に感想を一言。
「早く作りたーい!」
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オリジナルMP4/4専用デカール記事のアップお疲れ様です。
Konakiさんの記事によりデカールのしくみとデアゴの苦労がわかりました。タバコロゴについては各メーカ苦労して再現していますが、デアゴは世界展開しているメーカですから、より一層の苦労をされているようですね。オプションとは言え、ちゃんとラインナップする心意気には感心します。
当ブログは閲覧者、コメントくれる方がめっきり減り、MP4/4製作にモチベが全く上がりません。こちらにコメを入れてくれたMarkさんのようなコメを読むとがんばらねばとは思うのですが…
まぁ、お互いのんびりやっていきましょ!
こちらこそご無沙汰しています。
このMarlboroについては「単なる自主規制」と言うより、マクラーレンから正式ライセンスを取るための条件なのだとにらんでいます。
英国のマクラーレン本社に展示されているマシンのボディのマルボロシェブロンは丸められ、カウル左右のMarlboroはMcLarenのロゴマークになっています。
なので、今回のMP4/4でボディカウルを無地のままにしたり、マルボロシェブロンをラベルで丸めたり出来ただけでも、「プロジェクトX」みたいなドラマがあったのでは無いかと。。。
ポップオフバルブの「FIA」のロゴも、これはこれでFIAの許諾を受けなくてはいけないし、版権問題をちゃんとしようとすると本当に大変らしいですよ。
そんな中、確かにMarkさんのコメントは励みになりますね。。。
ただ、読むのも返すのも Yahoo!翻訳が大活躍です。
訳した結果が少し変な日本語でも意味はわかるのだけど、日本語を英訳して、さらに和訳すると、とんでもない内容になっているので、実は言いたいことの半分も英語になっていないですxxx。
やっぱり「スピードラーニング」ですかねぇ。