初任のころ  教員時代の思い出 2

2008年11月01日 22時03分12秒 | 教師
採用されたのは、大学を卒業してすぐ。山の上の小さな小学校。人数は100人ちょっとだった。そこに4年間。

最初の4年間はのんびり楽しく過ごした。

でも、初任者をのんびりしている小さな学校に赴任させるのは絶対よくない。鍛えられずにのんびり過ごし、教師としては成長しなかった。独身時代で1番勉強して伸びるべき時期だったのに。1学年1クラスだから、丁寧に教えてくれる人もおらず、何もわからないまま、好き勝手にクラスの運営をしていた。だから、次の学校でものすごく苦労することになる。


そのころの思い出。初めは、3年生4年生と持ち上がり。湯沢市雄勝郡小中学校音楽祭というのがあって、そのクラスの子どもたちと合奏を作り上げて、湯沢文化会館で発表した。自分でいうのもなんだけど、かなりうまい合奏だった。

若かったから、休み時間にはかなり子どもたちと鬼ごっこをしたりして遊んでいた。朝は子どもたちと一緒にグランドを走った。その学校は新しくプールができたばかりで、かなり一緒に泳いで水泳も教えた。

グランドの向こう側は中学校で、放課後は中学校の卓球部の練習にお邪魔して一緒に練習したこともある。今の時代では、考えられない。

学校の奥の山に行くと、春は、「カタクリ」の花が一面に咲いていて、お花畑でとてもきれいだった。


あのころは、特に苦労もなく、教師の厳しさも知らず、楽しい時期だった。

その後、大きい学校ばかりで、もう一度小さい学校に行って少しはのんびり過ごしたいと何度も思ったが、残念ながらかなえられなかった。



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