かた雪  教員時代の思い出 1

2008年10月31日 23時55分00秒 | 教師
教員時代を振り返ると、ほとんどは大変だったことが思い出されるが、中には楽しかった思い出も少しはある。思い出を少しずつ綴ってみようと思う。

読者のみなさんは、「かた雪」ってご存じですか?雪の降らない地方の方は、知らないでしょうね。3月ぐらいになると、日中温度が上がって雪の表面が融ける。夜はまだ寒いから夜のうちに凍る。そうすると、朝、雪の表面が固くなって、その上を歩くことができるのだ。子どもの頃は、よくそのかた雪の上を歩いて学校に行ったものだ。今だと、通学路をきちんと歩かないと、怒られるだろうけれど。


湯沢北小学校に勤務していたころ。湯沢北小学校の周りは、四方が全部田んぼ。田んぼに囲まれた学校なのだ。

かた雪の朝のことだ。1年生か2年生の担任だった。子どもたちを連れて、かた雪を渡って遊びに出かけた。結構遠くまで行ったなあ。今から考えると、川があってあぶなかったかもしれないが、そんなことは考えずに走り回った。北小学校の辺りは白鳥の飛び交うコースになっている。そのときも上空には白鳥がVの字を作ってとんでいた。

私が歩いてもぬからないほどの固い雪だった。楽しかったなあ!


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