ＤＶＤ学習

現在、自然形体療法本部には、３種類の研修に通っている。

本部の師範研修、自己療法の研修、そして、身体の匠（たくみ）という各症状の治療のエキスパートを養成する研修。

なので、月に３回も上京している。その研修には、研修の様子を収録したＤＶＤが付く。

時間を作っては、そのＤＶＤで復習をしている。
一度習い、かなり練習した手法でも、時間がたつと少しずつ乱れてくるので、その復習は欠かせない。

今日も、ＤＶＤで復習した。
何のためにその手法をするのか、どんな効果があるのか、どんなことに注意して行うのか、等々再確認。正確に手法を行うと、その１種類の手法だけでも重篤な症状が緩和することを改めて認識し、ますます細心の注意をして手法を行っている。

八戸で結婚式

昨日は、親戚の結婚式で、青森県の八戸市まで行ってきた。

出発は午前７時。その時で、高速道路の温度表示は、２４度。
今日も暑くなるな・・・・

さて、約３時間で、八戸に到着。本州の太平洋側のずっとずっと北の方。

到着の前から、かなり温度が下がり、ガスがかかっていた。

八戸の気温は、たぶん１２～１３度。涼しいを通り越して、寒い。


ひえ～～～、なんだ、この温度差は！
長袖のスーツで、寒いかな、と思ったが、とんでもない。ちょうど良かった。

日本海側と太平洋側では、こんなにも気候が違うんだな。いつもこんなに寒かったら、それこそ、冷害だろうな・・・・


結婚式が終わり、外に出ると、やはり寒いくらい。

帰り、高速道路の温度は、１０度だった。（八戸を出て３０分ほどの山中）


秋田の横手では、午後７時ごろ、２４度。暑い１日だったんだろうな。

腰痛

４０代　男性　　腰痛、両足付け根の外側のしびれ

２～３年前から、腰痛。常に痛い。特に反ると痛い。
レントゲンでは、異常なしとの診断。
最近、鍼にも行ったが、改善せず。

初回から、腰の痛みがだいぶ減る。
３回目までは、「だいぶ、いい。」との感想。

４回目、施術前は、腰の奥の方の痛みは、だいぶ無くなり、腰の表面から大腿にかけてのつっぱった感じがまだある、という状態。

施術後は、「だいぶ・・・、いや、もうほとんどありません。つっぱった感じもありません。」との感想。

４回で、終了。帰り際、「こんなに良くなるとは思わなかった。」との言葉を頂戴しました。

腰痛

５０代　　男性　　　公務員

一週間ほど前から、腰痛。腰の両側が痛い。
かがむとき、反るとき、苦しい。

前日に整形外科に行き、筋肉の緊張による腰痛と診断され、湿布をもらうが、奥さんの整体に行った方がいい、との勧めにより、来院する。

１回目　腰のはりが取れてきた、と自覚できるまで、時間がかかったが、いくらか楽になった、と帰宅。

翌日、２回目。状態を聞くと、前日よりかなり良く、苦しくはない。かがんだ時にはりを感じる程度。治療を受けることで身体の歪みが取れたことと、全身の筋肉の緊張がゆるんだことで、夜熟睡でき、更に回復したものと思われる。

治療後、わずかにはりを感じる程度に回復。あとは、自分の回復力で大丈夫。

２回で終了。

治療例 動画

自然形体療法総本部のホームページがリニューアルされています。
創始者の山田先生の治療例の動画を見ることができます。

山田先生はすごいです。かなり重症の患者さんでも一回きりで治っている例がたくさんあります。まだ見ていない方は、是非一度見てください。

私の治療院に来ている患者さんも、もっと短期間で治るように、もっともっと研修を積んでいきたいと思っています。

岩手・宮城内陸地震

１４日朝、８時４０分過ぎ。
私は、自宅の治療室にいた。９時からの予約の患者さんを待っていた。

突然、２階を大勢の人が走っているような物音がした。その時は、すぐには地震とは気づかず、あれ？なんだろう、と、一瞬思ったが、一瞬後には縦揺れがあったので、地震だとわかった。

数秒後、横揺れが始まった。いつもの震度３ぐらいの地震かな、と最初思ったが、どんどん激しくなり、「これはやばいぞ。」

かなり、強い地震は続き、家がきしんでいる。「つぶれるかもしれない。」と本当思った。このまま、もっとつよくなるようだったら、どこから逃げようかと、治療室の玄関か、窓か、との思いが頭をかすめた。

やっと揺れがおさまってきて隣の茶の間に行ってみると、ふだんからネジがゆるんでがたがたしていた作りつけのテーブルが、完全に壁から離れて、傾いていた。

階段の壁に作り付けている棚に置いていた写真や賞状や貯金箱が落ちて、そのガラスが割れている。本棚に置いていた年賀状などがばらばらっと床に落ちている。

家の中の壁に一カ所だけだが、亀裂が入っていた。

ああ、恐ろしい。


９時からの患者さんが、来ないかな、と思ったが、予定通り来院。
話を聞くと、地震は車を運転中に起こり、電線がゆらゆらとゆれ、道路沿いの看板が揺れていたという。

この地域には、石屋さんが多いのだが、墓石や仏像などが倒れていたそうだ。

治療中、何度もけっこう強い余震があり、そのたびに治療の手が止まった。


秋田県湯沢市は、震度５強。かなりの地震だ。

それにしても、日本の住宅は頑丈だ。近所の家で、壊れている家は一軒もない。かなり古い家でさえ、びくともしていない。道路も大丈夫。

湯沢市内でも、宮城や岩手に近い方では道路に亀裂が入ったりして、通行止めになっているところがあるようだ。

全体研修会 自己療法セミナー

６月８日は、自然形体療法の全体研修会。９日は、自己療法セミナーに参加してきた。

全体研修会では、伏臥位（うつぶせ）の施術で、身体の歪みはほとんど取れることを創始者の山田先生が実際にやってみせてくれ、自然形体療法の真髄の素晴らしさに感動するとともに、そうなれるようにもっと練習に励まなければ、と感じてきた。

公開治療では、鎖骨骨折の高校生が、痛みも無しにずれていた骨がまっすぐにつき、まさに、一般の人から見れば、奇跡が目の前で起こった、という施術。

自己療法セミナーは、自然鍛錬法を数多く教わった。なかでも圧巻は、寝たきり老人が、起きあがって歩けるようになるまでの鍛錬法。
これはすごい。

自然形体療法は、ＮＰＯ法人としての認可を受けているので、その活動として、養護老人ホームなどで、この鍛錬法の指導ができれば、かなり、感謝されるだろう。

肘の水

７０代　女性　　肘に水がたまっている

主訴は、腰痛だが、それ以外に痛みや違和感がある部位が多く、その一つが右肘の水。見てすぐに、ぽこんとふくれており、水がたまっているのがわかる。

肘の水は、初めての症状だったが、膝の水と同じ要領だろうと予測し、施術。

施術していて、みるみる水が抜けていくのがわかる。

ほとんど水は抜けた。

半月板損傷

５０代　女性　　半月板損傷

歩くとき、階段の上り下り、曲げるとき、膝が痛い。
病院で、半月板損傷と診断される。

どのような診断名がついていようと、どんなときに痛むのか、どこが痛むのかを聞くと、施術ができる。

左足の膝をかばいながら歩いて来る。
１回目の施術で、かなりの痛みが軽減し、すたすたと歩いて帰る。夜中、膝がやめていたが、それもなくなる。

半月板損傷という診断名がついているが、半月板には神経はないので、半月板がきずついていたとしても、痛くはない。周りの筋肉や靱帯がきずついていて痛い。
曲げたり伸ばしたりする時の関節のずれから、半月板や周りの筋肉や靱帯が損傷する。関節がずれないように自然形体療法独特の手法を使う。

半月板損傷以外に、膝に水もたまっている。

４回目には、膝周りに水がたまっているようだったので、水を抜く手法。薬も何も使わず、水が半分くらいは抜けた。

現在まだ治療中だが、仕事の都合で、治療は小休止。

腰痛 （激痛）

今朝早く、腰痛の患者さんの予約が入った。

実は、３日ほど前から問い合わせがあった方。

３日前に、一度当院に予約したのだが、あまりに腰痛がひどく、病院に来たからキャンセル、との連絡だった。（連絡は、その患者さんのお姉さん。その姉妹のお母さんが当院で、治療中。）

その後、どうしているだろう、と思っていたが、今朝早く電話があった。
とにかくひどい腰痛で、動かなくても陣痛のようなひどい痛みがあるという。
昨日は、別の病院に行き、痛い所に注射をしたらしいが、痛みは相変わらず。

そんな状態だが治療可能か、というので、そんな重症な人の治療は、初めてだったが、たぶん大丈夫と思い、改善すると思います、と返事をし、予約となった。

朝の８時１０分過ぎには、その患者さんが到着。
両脇を支えてもらい、ちょっと動くのにも激痛という状態。

楽な格好は？と聞いたら、仰向けというので、とりあえず仰向けになってもらった。

どのように治療を進めたらいいか考え、まず検査から。身体の歪みはそれほどない。膝を持ち上げての治療は、痛みがあり無理だったので、膝立の状態で、まず、腰背部の筋肉の緊張を取っていくことにした。

少し楽になった様子。初めはできなかった、膝を上に上げての治療が痛みが無くなり、できるようになった。少しずつ、骨盤をゆすっても痛みが無くなっていった。

腰の椎間板を伸ばし、腰のはりをとっていったら、随分楽になって来た様子。表情でわかる。

再び、腰背部の緊張を取る手法。かなり痛みが軽減しているのがわかる。

完璧とはいかないが、腰の筋肉の緊張がかなり取れてきたので、次は、関節のずれが治ればよい。

寝返りを打ってもらった。ゆっくりゆっくり。なんと痛みがない！うつぶせになり、ゆっくり正座。身体を回転させると痛みがある。それを治す手法。正座になり、数分でまた苦しくなってきたので、とりあえず、また横になってもらった。

治療院に来たときは、横向きは痛くて無理だったが、その時は横向きでも大丈夫。
安静にしているときの痛みはかなりやわらいでいる。

筋肉の緊張の痛みとは、これほどひどいものなんだと改めて感じた。そして、自然形体の治療で、薬を一切使わず、手だけの手法で、これだけ痛みが軽減したことに、自分でも驚きを覚えた。

とりあえず、今日の治療はここまで。自己療法を、少し教えた。
ここが自宅なら、このまま安静を保ってほしいところ。自宅に帰るまでがまた、大変だろう。

動いた時の痛みは、まだ治療途中で、動けば痛いだろうと予想したが、帰る様子を見ると、痛みはまだ残っているものの、介助しなくても歩き、車にも一人ですうっと乗っていた。来る時とは、大違い。

自然形体で、これほど痛みが軽減するんだと、改めて感動。
今は、この治療院は全然有名でないから、けっこうみっちり勉強する毎日。もっともっと勉強を重ねて、苦しんでいる方々を救いたい。

救急車

先週の金曜日。

朝、じいちゃんが頭が痛いという。（９０才です。）
しかも、針でさされたような痛みで、さわると痛い。

もしかして血圧？と思い、血圧を測ったら、上が１８０もある。
普段の血圧を聞いたら、１３０ちょっとだというから、普段からすると、ものすごく高い。

これは、ものすごくやばいぞ。

万一のことを考え、救急車を呼ぶことにした。

５分足らずで、救急車は到着。なんと早い！


救急車に同乗して病院へ。
救急車に乗ったのは１０年ぶり。あまり思い出したくないけど。

頭の写真を撮ったら、脳内出血はしていないとのことで、一安心。しばらく休み、脳外科の外来での診察も終わり、午前中のうちに帰宅できた。

大事にいたらず、よかった。