TOSS  教員時代の思い出 6

2008年11月08日 22時47分02秒 | 教師
悪戦苦闘していたころから、特に、自分の指導力を伸ばしたいと思うようになった。経験年数ばかり長くなっても、授業はいつまでもへたくそだし、ずっと子育てで、勉強してこなかったから、ものすごく勉強したくなった。

TOSSという団体に加入して、猛烈に勉強を始めた。
どうも私は、「これは良い!」と思うと、猛烈に突進する性格のようだ。

学校で行う研修とは、全く違う勉強をした。

授業も、「技術」である、ということが初めてわかった。

授業での、「教師の立ち位置」「表情」「声のはり」「話し方」(できるだけ短い言葉で)「授業のリズムとテンポ」「視線」・・・・
学校の研修では、教えてくれないことばかり。

特に「視線」は、むずかしかった。教室全体を常に見るのは、ものすごくむずかしい。両脇の子を見ていなかったり、後ろの子を見ていなかったり。


5分間ぐらいの短い模擬授業をしては、数人の仲間と検討をしあった。

このとき覚えたのが、「百玉そろばん」という道具。これは子どもたちに大好評だだった。

ものすごくがんばった。授業検定というのもあって、何回も挑戦した。

でも、学校での仕事をこなすだけでもかなり大変なのに、部活動プラスTOSSでの勉強で、自分の精神力と体力の限界を超えて無理をしてしまったらしい。


ひどい座骨神経痛になった。
なかなか治らなかった。無理ができなくなったから、TOSSでの勉強はあまりできなくなってしまった。


でも、この病気のおかげで、自然形体にめぐりあうのである。
自分の仕事や勉強、なにひとつ落ちていても、自然形体に巡り会うことは無かった。不思議なことだ。


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