ヨーロッパにはアメリカにも負けない数の航空マニアがいますが、なかでもオランダには
航空エンスージアストがたくさんいます。
そんな国から、『航空ファン』にも2012年11月号のドイツ空軍CH-53の記事などを
寄稿してくれているAnno Gravemaker氏が来日、編集部にコンタクトしてきてくれたので
会ってきました。
今回はさまざまなミーティングなど、撮影とは関係ない仕事での来日だそうですが、
昨年秋にはオランダの航空カメラマンとグループを結成し、日本の航空祭を含めた
15日間の撮影旅行にも来日したGravemaker氏。
今年はノルウェーで開催されるNATOタイガーミートに、来日のために参加できないことを
悔しがっていましたが、それでも日本での仕事も有益だったようです。
日本では残念ながら自衛隊や米軍に比べると、ヨーロッパやラテンアメリカの軍用機の人気は
あまり高いとはいえませんが、機種はここ数年で激減したとはいえ、それでも
ユーロファイターやラファール、グリペン、ミラージュ2000にMiG-29やSu-27など
旧東側系の航空機など、日本では見ることのできない機体がたくさんあるヨーロッパ。
つい先日も、オランダのフォルケルで同空軍100周年を祝う大規模なエアショーが開催され、
ヨーロッパ中からたくさんの航空機が集まりました。
日本ではあまり馴染みがないせいかヨーロッパ機の人気はいまひとつなんだと説明すると、
「非常に不思議な現象だね。ヨーロッパの雑誌では自地域の軍隊を特集するより、日本や
アジア、中南米の機体を特集すると『こんなの見たことない!』って反響が大きい
そうだけど」と話してくれました。昨年の来日でも自衛隊しか使っていない機体の撮影で
興奮したそうですが、US-2の離着水が見たかったなぁ、と残念がっていました。
いずれにせよ、彼らヨーロッパの契約カメラマンが送ってくれる情報はわれわれにとっても
非常に貴重で、オランダ人やイギリス人、ドイツ人など多くのカメラマンが
『航空ファン』に協力してくれていますので、ぜひ彼らの名前と作品にも
注目してみてください。
なお、前述のフォルケルのエアショーについては、ヨーロッパのカメラマンではありませんが
中野耕志カメラマンが取材をしてくれているので、次号ではこちらも掲載します。
お楽しみに! (神野)
航空エンスージアストがたくさんいます。
そんな国から、『航空ファン』にも2012年11月号のドイツ空軍CH-53の記事などを
寄稿してくれているAnno Gravemaker氏が来日、編集部にコンタクトしてきてくれたので
会ってきました。
今回はさまざまなミーティングなど、撮影とは関係ない仕事での来日だそうですが、
昨年秋にはオランダの航空カメラマンとグループを結成し、日本の航空祭を含めた
15日間の撮影旅行にも来日したGravemaker氏。
今年はノルウェーで開催されるNATOタイガーミートに、来日のために参加できないことを
悔しがっていましたが、それでも日本での仕事も有益だったようです。
日本では残念ながら自衛隊や米軍に比べると、ヨーロッパやラテンアメリカの軍用機の人気は
あまり高いとはいえませんが、機種はここ数年で激減したとはいえ、それでも
ユーロファイターやラファール、グリペン、ミラージュ2000にMiG-29やSu-27など
旧東側系の航空機など、日本では見ることのできない機体がたくさんあるヨーロッパ。
つい先日も、オランダのフォルケルで同空軍100周年を祝う大規模なエアショーが開催され、
ヨーロッパ中からたくさんの航空機が集まりました。
日本ではあまり馴染みがないせいかヨーロッパ機の人気はいまひとつなんだと説明すると、
「非常に不思議な現象だね。ヨーロッパの雑誌では自地域の軍隊を特集するより、日本や
アジア、中南米の機体を特集すると『こんなの見たことない!』って反響が大きい
そうだけど」と話してくれました。昨年の来日でも自衛隊しか使っていない機体の撮影で
興奮したそうですが、US-2の離着水が見たかったなぁ、と残念がっていました。
いずれにせよ、彼らヨーロッパの契約カメラマンが送ってくれる情報はわれわれにとっても
非常に貴重で、オランダ人やイギリス人、ドイツ人など多くのカメラマンが
『航空ファン』に協力してくれていますので、ぜひ彼らの名前と作品にも
注目してみてください。
なお、前述のフォルケルのエアショーについては、ヨーロッパのカメラマンではありませんが
中野耕志カメラマンが取材をしてくれているので、次号ではこちらも掲載します。
お楽しみに! (神野)