現在、2013年シーズンに向けウインタートレーニングに励んでいるブルーインパルス。
2月10日には、2012年度のシーズンとしてはラストとなる展示飛行が福岡県北九州市で
行なわれることが発表されました。
ブルーが飛ぶのは、北九州市の市制50周年を記念した「北九州市誕生祭」で、
会場となる勝山公園大芝生広場を中心としたスペースで、1315時ごろから
15~20分間の編隊連携機動飛行を計画しているようです。
市街地上空での展示となるため、現在も細部の調整が続いているようで、
展示内容の詳細は発表されていませんが、勝山公園にほど近い小倉城とのコラボや、
そのほかにも北九州市の広域で、上空を飛ぶブルーのT-4の姿を
見ることもできるかもしれません。
なお、いまも芦屋基地での移動訓練のかたちでウインタートレーニング中のブルーですが、
先ごろ小野寺五典防衛大臣が松島基地を視察した際、今年度中のブルー松島帰還の
計画についてコメントしました。4月号では自衛隊の防衛予算関連のニュースとともに、
このブルーインパルスについての最新情報もお伝えできればと考えています。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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ニュース等で告知されたのかもしれませんが、巡回してくるたび轟音が鳴り響き非常に不気味です。
自宅のマンションベランダなどからは姿が見えないため戦闘機ではないかと思い非常に不安になりました。
2013年初で、2012年度最後の展示飛行です。機材繰りの関係から5機での展示になったようですが、小倉民さんの書き込みにもあるとおり、無事展示は実施されました。
>小倉民さん
リンクを貼ったURLのほか、地域の新聞・ニュースやさまざまな手段で事前告知は行なわれましたが、やはりブルーの展示飛行そのものを「平和的でない」といった理由などから反対する声も事前に上がっていたようです。
ブルーインパルスの田中隊長もある取材で「私たちの活動にさまざまな意見が出ることは承知しているし、自衛隊がヒーローになる時代が来ることはけっして望んでもいないしいいことだとは思わない。ただ、私たちの活動をさまざまな人々に見ていただき、いろいろな感想を持っていただき、そのうえでなにかのきっかけとなってプラスに物事が運ぶことがあれば、という気持ちが強い」と話していました。小倉民さんが「怖い、不気味だ」という感想をお持ちになったことは事実でしょうし、それは正直なご意見だと思います。これを機会に、自衛隊や平和などについて考えていただくのも、もしかするとブルーインパルスの活動にとって、なんらかの役目なのかもしれません。