[Photo : U.S.NAVY]
年があけて1週間、編集部も3月号の編集作業が佳境に差し掛かりつつありますが、
あらためまして本年もよろしくお願いいたします。
2011年、国際情勢が荒れることもなく、航空関連の明るいニュースがたくさん
飛び込んでくるような楽しい一年になることを期待したいところですが、
さっそく中国からは新戦闘機(殲20・J-20?)の目撃情報が入ってくるなど、
編集部も情報収集に追われているところです。
この中国の新戦闘機についてはまたあらためて、ということにしまして、
もうひとつ、日本周辺のニュースが入っているので紹介しましょう。
2005年のディプロイメントを最後にバージニア州ニューポートニューズで
核燃料棒の交換作業をしていたUSSカール・ビンソンが昨年ようやく太平洋に
戻ってきたことは誌面でも紹介していましたが、同艦が昨年11月末より本格的な
活動状態となり、12月27日、西太平洋の第7艦隊指揮圏に入りました。米海軍では
艦艇の情報を事前に発表することはほとんどありませんが、ビンソンと
その空母攻撃群(CSG)はこれから半年弱の間、第7艦隊担当区域で活動することに
なるそうで、来週、1月11日には韓国へ寄港することが発表されました。
ちなみにこのカール・ビンソン、今回のディプロイメントでは搭載空母航空団が
非常にユニークです。太平洋艦隊、それも西太平洋での活動であるにもかかわらず、
搭載されているのは東海岸、バージニア州NASオシアナに司令部を置くCVW-17。
そしてその指揮下に組み込まれた戦闘攻撃飛行隊の多くは、太平洋のCVW-14から
玉突きで移動した飛行隊なのです。そのラインナップは以下のとおり。
VFA-22(F/A-18F)※元NK
VFA-81(F/A-18E)
VFA-113(F/A-18C)※元NK
VFA-25(F/A-18C)※元NK
VAQ-134(EA-6B)※元NL(パープルスコードロン)
VAW-125(E-2C)
HS-15(SH-60F/HH-60H)
VRC-40(C-2A)
こんなラインナップが大西洋の航空団を示す「AA」のテイルレターをつけて
西太平洋で活動する…。日本にも横須賀や佐世保に寄港したり、艦載機が
厚木や嘉手納、岩国などに飛来することを期待してしまいますよね。
写真は1月1日に撮影されたビンソン。この地域での大きな問題もなく、
順風満帆でこのクルーズを終えられることを祈りたいと思います。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
年があけて1週間、編集部も3月号の編集作業が佳境に差し掛かりつつありますが、
あらためまして本年もよろしくお願いいたします。
2011年、国際情勢が荒れることもなく、航空関連の明るいニュースがたくさん
飛び込んでくるような楽しい一年になることを期待したいところですが、
さっそく中国からは新戦闘機(殲20・J-20?)の目撃情報が入ってくるなど、
編集部も情報収集に追われているところです。
この中国の新戦闘機についてはまたあらためて、ということにしまして、
もうひとつ、日本周辺のニュースが入っているので紹介しましょう。
2005年のディプロイメントを最後にバージニア州ニューポートニューズで
核燃料棒の交換作業をしていたUSSカール・ビンソンが昨年ようやく太平洋に
戻ってきたことは誌面でも紹介していましたが、同艦が昨年11月末より本格的な
活動状態となり、12月27日、西太平洋の第7艦隊指揮圏に入りました。米海軍では
艦艇の情報を事前に発表することはほとんどありませんが、ビンソンと
その空母攻撃群(CSG)はこれから半年弱の間、第7艦隊担当区域で活動することに
なるそうで、来週、1月11日には韓国へ寄港することが発表されました。
ちなみにこのカール・ビンソン、今回のディプロイメントでは搭載空母航空団が
非常にユニークです。太平洋艦隊、それも西太平洋での活動であるにもかかわらず、
搭載されているのは東海岸、バージニア州NASオシアナに司令部を置くCVW-17。
そしてその指揮下に組み込まれた戦闘攻撃飛行隊の多くは、太平洋のCVW-14から
玉突きで移動した飛行隊なのです。そのラインナップは以下のとおり。
VFA-22(F/A-18F)※元NK
VFA-81(F/A-18E)
VFA-113(F/A-18C)※元NK
VFA-25(F/A-18C)※元NK
VAQ-134(EA-6B)※元NL(パープルスコードロン)
VAW-125(E-2C)
HS-15(SH-60F/HH-60H)
VRC-40(C-2A)
こんなラインナップが大西洋の航空団を示す「AA」のテイルレターをつけて
西太平洋で活動する…。日本にも横須賀や佐世保に寄港したり、艦載機が
厚木や嘉手納、岩国などに飛来することを期待してしまいますよね。
写真は1月1日に撮影されたビンソン。この地域での大きな問題もなく、
順風満帆でこのクルーズを終えられることを祈りたいと思います。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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少なくともCGではありません。
ハリボテに中古エンジンを付けても、タキシングぐらいできます。と言っても、中国が以前からこのような機体を研究していたのは事実です。誌上で分析していますので、来週末までお待ち頂いて1月21日発売の3月号で、まずは当方の見解をご高覧ください。
仔細な考察をそれ以降さらに深めて行きます。今年もよろしくお願いいたします。