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峯岡山分屯基地 基地開放

2016-12-04 23:55:56 | 編集部日記
2016年の航空自衛隊イベントも終盤、12月4日には宮崎県の航空自衛隊新田原基地で
エアフェスタが開催されましたが、第44警戒隊が配置される千葉県のレーダーサイト、
航空自衛隊峯岡山分屯基地でも基地開放が行なわれました。



例年だと木更津所属の陸上自衛隊のヘリなどが地上展示に飛来することが多いなか、
今年は近傍の海上自衛隊館山航空基地から第21航空群第21航空隊第212飛行隊の
SH-60Jが飛来、ヘリポートで地上展示されました。





そのほかにも百里基地の第7基地防空隊や入間基地の第2移動警戒群、
陸上自衛隊第1空挺団なども装備品展示を実施、第7基地防空隊は
VADS 20mm対空機関砲の空砲射撃なども行ないました。



じつはこの峯岡山、施設内に千葉県の最高峰愛宕山の山頂があり、基地公開の際には
「三角点」と呼ばれるその山頂にも行くことができるうえ、登頂記念カードも発行してくれます。
しかしこの愛宕山、千葉県の最高峰ではあるものの、
47都道府県のなかでもっとも標高の低い最高峰で、その高さはなんと標高408.2mしかありません。



頂上の近くには展望台(もちろん基地内)と呼ばれる広々とした芝地もあり、周辺を見下ろせます。
そしてそのロケーションを利用して警戒レーダーや通信施設のアンテナが配置されていますが、
この三角点見学の際には、そうした施設の撮影はNGとなっているのでご注意を。

とはいえ、第44警戒隊に配備されているJ/FPS-4対空警戒レーダーは司令部庁舎地区からも
そのレドームの一部は見ることができ、また山の頂上近くにあるものですから、
分屯基地周辺からも遠望することはできます。      (神野)




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