「昨日、WBCの決勝戦で日本チームが見事に優勝いたしました。
ちょうどいま、弊社のチャーター便で成田空港に到着いたします。
おそらく、ファイナルアプローチのタイミングであろうかと思います」
という、期待どおりの一声で始まったJAL赤坂祐二社長の定例記者会見。
本誌的に取り上げたい話題は、下記の2点でした。
まずは機種の選定が注目されていた小型旅客機について。
JALは3月23日、現行ボーイング737-800の更新機材として
ボーイング737-8の導入を決定し、21機の購入契約を締結したと発表しました。
JALがボーイング社の新モデルを発注するのは18年ぶりのこと。
2026年の導入開始を目指すそうです。
もうひとつは、「JALスマイルキャンペーン」のシステム障害について。
ご存じの(あるいは参加されようとした)方も多いと思いますが
3月9日0時から販売を開始した「国内線 全路線一律 片道6,600円」のチケットが
アクセスが集中してシステム障害が発生、販売を中止したという事案です。
平常時は毎時3万人程度、過去の最多例でも20~30万人だったアクセス数を考慮し
今回は40万人を想定して販売を開始したものの、100万人を超えるアクセスが集中し
通常の予約を含めてアクセスができない状況となり、販売を中止したのだそうです。
JALとしては現在、再構築の最終テストを進めており
まもなくリトライの体制を整え、再販売をする予定とのことです。