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本日3月28日11時から、室屋義秀氏率いるパスファインダーが
ふくしまスカイパークで記者会見を行ない、
新たなエアレースシリーズ「AIR RACE X」の立ち上げについて発表しました。
記者会見にはレッドブル・エアレースで室屋氏と同期だった
マット・ホール氏(オーストラリア)とピート・マクロード氏(カナダ)もリモートで参加、
シリーズの発起人として今後の展開について、室屋氏とともに説明してくれました。
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新シリーズは「5次元モータースポーツ」と銘打たれており、
これまでの3次元で争われるエアレースの要素に加えて、
場所と時間を超越したレースとなることが明かされ、
新たな技術を駆使したものになるそうです。
実際に全パイロットがひとつの会場でタイムを競う「リアルラウンド」に加え、
同じコースを各地に設定して厳格なデジタル計測でタイムを競う「デジタルラウンド」も
実施されるかたちがとられます。
またデジタルラウンドではAR技術を活用、
世界の有名都市などを仮想したコースを設定して、
画面上で再現することも可能になるということです。
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シリーズそのものは2025年からのフル開催を目指しており、
まずは今年10月15日にデジタルラウンドのテストレース開催を
実施する準備が始まっているとのこと
(2024年にはリアルラウンドを含めさらに数戦を実施)。
統括団体の発足や参加チーム、パイロットの概要などについては
今後の発表が待たれるところですが、
今日の記者会見に参加した3名はもちろん参加の意向を表明しており、
また将来的には若手の育成にも力を入れていくとのことでした。
https://www.airrace-x.com/
写真:©AIR RACE X