本号は特異な頭部をもつJu 188とその発展型Ju 388、
そしてユンカース社独自提案の野心機Ju 288です。
戦闘機が追い付けないほど速い爆撃機という
コンセプトのもと開発されたJu 88をルーツとする
Ju 188とJu 388はコックピットを含む機首全体が膨らんだ
「戦闘型頭部」と呼ばれる特徴的な形状をしており、
他のドイツ爆撃機同様、独特な雰囲気を醸し出しています。
この頭部はいかなる経緯でJu 188に採用されることになり、
どのような効果があるのか、さらにその他のポイントも含め
これら3機の開発秘話や、機体の細部と装備を詳しく解説。
本邦初となる、このユンカース高速爆撃機三羽烏特集号を
ぜひご購読くださいますよう、よろしくお願いいたします。
↓ 佐竹先生のカバーイラスト案各種。今回、三つの機材を組み合わせてコラージュ的に配置しており、一見どれも同じように見えますが、各機のアングルが微妙に違っていたりします