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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『航空ファン』10月号はF-4記念塗装機から英将来戦闘機テンペストまで

2018-08-15 14:56:26 | BLOG×記事
今年の夏は猛暑や豪雨と本当に異常気象に翻弄されていますが、
皆様が体調も崩さず、災害などにも遭うことなく過ごされていることをお祈りします。
そして今日は8月15日、終戦記念日です。軍用機も多く扱う誌面構成ゆえに
ときたま「戦争を賛美するのか」といったご意見をいただくこともありますが、
編集部としては純粋に航空機のメカニズムやその運用の歴史を追究する立場で、
特段偏った政治信条を有しているわけではありませんし、
もちろん皆が平和に暮らせることを、切に願っております。



前置きが長くなりましたが、夏休みを早めにいただいた分、編集部は
皆さんがお盆休みのさなかも鋭意作業を進め、『航空ファン』10月号の校了となりました。
8月21日の発売です(一部発売の遅れる地域があります)。

さあ、全国のファントムファンの皆さん、お待たせしました。
『航空ファン』10月号の表紙と巻頭は、千歳基地航空祭にも参加して話題となった、
第302飛行隊のF-4ファイナルイヤー記念塗装機の空撮です。

そして第1特集は「空自将来戦闘機F-3と英テンペスト」。
一年のうちもっとも天候の安定した初夏のイギリスで、
2年に一度の見本市ファンボロー航空ショーが開催され、
イギリスが開発する将来戦闘機テンペストのモックアップが初公開されて
話題をさらいました。航空自衛隊でも将来戦闘機F-3の行く末が取り沙汰されているなか、
テンペストの国際開発パートナーの候補には日本も含まれており、
その動向が気になるところ。今月号ではテンペストの細部を見ていきつつ、
アメリカのロッキード・マーチンが提案するF-22ベース案などを含めた
航空自衛隊将来戦闘機開発計画も解説します。
第2特集では「空自新型空対艦ミサイルASM-3と世界の最新空対艦ミサイル」を採り上げます。
前号でも試験発射の模様をお伝えした航空自衛隊の超音速国産空対艦ミサイルASM-3が、
ついに開発を完了し量産体制へと移行しつつあるのを契機に、
同ミサイルの開発経緯と、世界の空対艦ミサイルの歴史や最新機材の状況を見ていきます。

このほかカラーでは、世界最大の軍用機の祭典RIAT、
英空軍創設100周年記念フライパス、100周年を迎えたポーランドの航空戦力、
政府専用機ジャンボが2機揃って参加した千歳基地航空祭、
夏の各地のイベント(新潟・石巻・桐生)で飛ぶブルーインパルスなどを紹介、
さらに陸自ヘリパイロット三上1尉が1万飛行時間を突破したニュースや、
中国空母の艦上機である殲15・J-15に生産停止命令が出たニュースなど、
タイムリーな記事、世界の話題、歴史ストーリーも多数掲載します。

なお、巻頭の第302飛行隊F-4ファイナルイヤー記念塗装機を記念した、
航空ファンオリジナルデザインのパッチとTシャツの
誌上限定販売もありますのでご注目を。







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