昨春、日本で里帰り飛行を実現させた石塚政秀氏所有の零戦ですが、
その後、アメリカに戻り再来日のための準備を行なっていることは既報どおりですが、
昨日(11日)、石塚氏から来日時に整備責任者として同機に帯同した飛行教官の柳田一昭氏が、
日本人として戦後初めて零戦を操縦したとの報告が編集部にありました。
柳田氏は零戦をふたたび日本で飛ばすため、T-6による訓練を2月月末から始めていましたが、
FAAの許可のもと、ついに零戦による訓練に移行することになったのです。
石塚氏、柳田氏の長年の夢が、またひとつ実現しました。
上段写真は昨春、来日時の零戦と柳田氏(右)。
下段(上)は柳田氏が日本人として戦後初の零戦操縦を行なった際のコックピットビュー、
(下)はチノ飛行場帰投時(現地時間11日午後)の撮影(ZERO ENTERPRISE JAPAN 提供)。