早いもので2015年も折り返しのシーズン、梅雨です。『航空ファン』8月号は通常発売日の
21日が日曜日のため、土曜日、20日に発売となります（一部発売の遅れる地域もあります）。
そのため先週末が校了作業（印刷に向けての最後の編集確認）のヤマ場となり、
なんとか無事に乗り切りました。
特集は「アメリカ海軍航空部隊2015」。軍事航空を語るには米軍の話題は不可避ですが、
アメリカは空軍ばかりでなく海軍の航空部隊も突出した戦力を有しており、
世界最大・最強の空母艦隊を運用しています。
東アジア地域に睨みを利かせる在日アメリカ海軍部隊の中核、厚木・横須賀に関連して
硫黄島でのFCLP（陸上着艦訓練）や原子力空母ジョージ・ワシントンの動向などを
カラーでリポートするほか、アメリカ海軍航空部隊と空母運用の全容を、
全空母・全飛行隊・全航空機のリストを含めて解説します。
また巻頭のスペシャル企画は、初の日本開催となった千葉大会で盛り上がった
レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2015。
幕張での第2戦を中心に、新機材エッジ540V3の導入で上位進出も見えてきた
日本人唯一のパイロット、室屋義秀選手の独占空撮のほか、
千葉大会の2週後にクロアチア、ロビニで行なわれた第3戦の速報も掲載します。
表紙は徳永カメラマン撮影によるNATOタイガーミート2015の参加機。
ホスト部隊となったトルコ空軍のF-16タイガージェットの空撮です。
ほかにも最長レグとなる太平洋区間で急遽名古屋にダイバートしたソーラーインパルス２や
ついに飛行し高松へ飛び立ったYS-11エアロラボ号、ロシア軍戦勝70周年記念パレード、
普天間、美保、静浜、防府ほか全国各地の航空祭リポートと
航空学生制度60周年式典＆東北六魂祭、民間航空に関しても
エアバスの年次報告会“イノベーション・デイズ”や、
オープンから１ヵ月の成田国際空港第３旅客ビルの現状紹介など
さまざまな話題を今月もお届けします。
