昨日の「編集長日記」にもあったとおり、私こと神野はこの週末、横田基地の
フレンドシップフェスティバル(と厚木基地のアメリカンフェスティバル&盆踊り)に
出かけてきました。
先週末の本ブログでも紹介しましたが、F-22AやフライングタイガースのA-10Cといった
目玉もあり、日曜日は快晴にも恵まれ、さらに土曜日夜の『出没! アド街ック天国』で
福生を特集したことも手伝って、大盛況となった今年の横田。そのイベント内容は
11月号で紹介するとして、ここでは誌面には載らなそうなネタを中心に少々。
まずはブログでも紹介したU-2。土曜日は雷雨警報で会場からの一時退避が勧告されるなか、
オーサンから飛んできました!
基地上空の天候が好転するまでしばらく待機、その後2パスしていきましたが
(写真は基地外周、R/W36エンド付近で撮影)、なんと翌日にも再度飛来、今度は
最高の青空のなか、長い主翼を見せ付けるように横田上空を通過しました。
そして一方のC-17。こちらは前日金曜日にエンジントラブルが発覚、残念ながら
デモフライトはキャンセルされましたが、会場にはその機体が地上展示されました。
さて、続いてはクルーの話題。
こちらは1FWから嘉手納に派遣されている27EFSのF-22Aパイロット。胸のコマンドパッチが
18WG隷下での活動を示すかのごとく、ACCではなくPACAFであるのに注意。
さらに両肩には遠征飛行隊の特別パッチを付けていますが、27FSの本来のニックネームは
“Fighting Eagles”。しかし今回のパッチのモチーフは黒い隼で、その理由を
パイロットに聞いてみたところ、「“Fighting Eagles”のニックネームとインシグニアは
部隊編成直後と1970年代以降に使われているもので、その間に何度か名称変更が
あったのですが、第二次大戦中は“Black Falcons”がニックネームでした。今回の
遠征では当時のインシグニアをモチーフにした遠征部隊パッチを使っています」とのこと。
バックの旭日は、当然日本への展開を表わしています(ほかにも数種類のパッチを
作っていました)。
こちらは厚木から飛来した第3航空隊のP-3Cのクルー。取材でもよくお世話になっている
このおふたり、水野曹長(右)と末木2曹はご本人も大のヒコーキファンということで、
今回の横田展示にも志願して参加したとか。ふたりのアイデアで機体の前では
飛行装具を身につけての記念撮影を行ない、家族連れなどの長い列ができていましたが、
そうしたことで自衛隊を身近に感じてもらえたら、と2日間、真っ黒に日焼けしながら
対応にあたっていました。
この写真は浜松の警戒航空隊飛行警戒管制隊のE-767クルー。9月号で紹介したとおり、
先日のレッドフラッグ・アラスカ12-2にも機体とクルーを派遣していますが、
彼らの肩には改修が完了したばかりの新システム搭載機を示す「RSIP」のパッチが
付けられていました。
今年の横田は外来展示機が少なめで、当日に帰投する機体は非常に少なかったため、
地上展示エリアの閉鎖は1700時、それから帰投準備が始まって、最初のT-4の離陸が
1800時、その後F-2A、LC-90、P-3Cと続いて、最後のE-767が離陸するころには
1900時近くになっていました。
横田の楽しみのひとつでもある夜景の撮影は、それぞれの機体までやや距離もあり
難しい環境ではありましたが、それでもいくつかの機体は撮影が可能でした。
軍用機の夜景、なかなか撮れる機会がないだけに、三脚持参で奮闘するファンの方も
少なくありませんでした(私も例外ではありません…)。
写真は「OS」と「FT」のA-10C。また日曜日の最後には、例年どおり花火も
打ち上げられています。(神野)
フレンドシップフェスティバル(と厚木基地のアメリカンフェスティバル&盆踊り)に
出かけてきました。
先週末の本ブログでも紹介しましたが、F-22AやフライングタイガースのA-10Cといった
目玉もあり、日曜日は快晴にも恵まれ、さらに土曜日夜の『出没! アド街ック天国』で
福生を特集したことも手伝って、大盛況となった今年の横田。そのイベント内容は
11月号で紹介するとして、ここでは誌面には載らなそうなネタを中心に少々。
まずはブログでも紹介したU-2。土曜日は雷雨警報で会場からの一時退避が勧告されるなか、
オーサンから飛んできました!
基地上空の天候が好転するまでしばらく待機、その後2パスしていきましたが
(写真は基地外周、R/W36エンド付近で撮影)、なんと翌日にも再度飛来、今度は
最高の青空のなか、長い主翼を見せ付けるように横田上空を通過しました。
そして一方のC-17。こちらは前日金曜日にエンジントラブルが発覚、残念ながら
デモフライトはキャンセルされましたが、会場にはその機体が地上展示されました。
さて、続いてはクルーの話題。
こちらは1FWから嘉手納に派遣されている27EFSのF-22Aパイロット。胸のコマンドパッチが
18WG隷下での活動を示すかのごとく、ACCではなくPACAFであるのに注意。
さらに両肩には遠征飛行隊の特別パッチを付けていますが、27FSの本来のニックネームは
“Fighting Eagles”。しかし今回のパッチのモチーフは黒い隼で、その理由を
パイロットに聞いてみたところ、「“Fighting Eagles”のニックネームとインシグニアは
部隊編成直後と1970年代以降に使われているもので、その間に何度か名称変更が
あったのですが、第二次大戦中は“Black Falcons”がニックネームでした。今回の
遠征では当時のインシグニアをモチーフにした遠征部隊パッチを使っています」とのこと。
バックの旭日は、当然日本への展開を表わしています(ほかにも数種類のパッチを
作っていました)。
こちらは厚木から飛来した第3航空隊のP-3Cのクルー。取材でもよくお世話になっている
このおふたり、水野曹長(右)と末木2曹はご本人も大のヒコーキファンということで、
今回の横田展示にも志願して参加したとか。ふたりのアイデアで機体の前では
飛行装具を身につけての記念撮影を行ない、家族連れなどの長い列ができていましたが、
そうしたことで自衛隊を身近に感じてもらえたら、と2日間、真っ黒に日焼けしながら
対応にあたっていました。
この写真は浜松の警戒航空隊飛行警戒管制隊のE-767クルー。9月号で紹介したとおり、
先日のレッドフラッグ・アラスカ12-2にも機体とクルーを派遣していますが、
彼らの肩には改修が完了したばかりの新システム搭載機を示す「RSIP」のパッチが
付けられていました。
今年の横田は外来展示機が少なめで、当日に帰投する機体は非常に少なかったため、
地上展示エリアの閉鎖は1700時、それから帰投準備が始まって、最初のT-4の離陸が
1800時、その後F-2A、LC-90、P-3Cと続いて、最後のE-767が離陸するころには
1900時近くになっていました。
横田の楽しみのひとつでもある夜景の撮影は、それぞれの機体までやや距離もあり
難しい環境ではありましたが、それでもいくつかの機体は撮影が可能でした。
軍用機の夜景、なかなか撮れる機会がないだけに、三脚持参で奮闘するファンの方も
少なくありませんでした(私も例外ではありません…)。
写真は「OS」と「FT」のA-10C。また日曜日の最後には、例年どおり花火も
打ち上げられています。(神野)