元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

自粛解除を、もっと進めるべきだ。 日本経済が取り返しがつかなくなる。

2020年05月11日 17時09分57秒 | 日記
 新型コロナウイルスの治療薬として、アビガンとかレムデシベルが、治験薬から承認されつつある。
 それにしても、世界中に感染が広がった新型コロナだが、欧米の感染者数や死亡者数に比べて、日本の感染者数や死亡者数は、驚くほど少ない。

 ロックダウンを実施している訳でもないし、緊急事態宣言を発令されたが、欧米の規制に比べても厳しいとは言えないだろう。

 1918~1920年に発生したスペイン風邪でも、世界中で多くの感染者と死者を出したが、この時も日本では感染者や死亡者の比率が少なかったという。

 香港風邪という言葉があるように、アジアはインフルエンザやウイルスの流行源になっている地域であり、日本は地理的にも近いが、感染者数や死亡者数の比率が少ないという。

 昆布やわかめ、ヒジキなどを常食にする日本人は、身体を守ってくれているのではないかと言われているが、確たる証明はされていない。 しかし感染者や死亡者数が少ない現況を見ると、適度な3蜜を継続しつつ、多くの店が営業再開しても良いのではないだろうか?

 経済的な悪化の方が、どう考えても日本の場合は影響がありすぎる。 下手をすると、小売り業や観光業、輸送業界から始まり、製造業から金融業など、広範囲の産業に取り返しのつかない影響が広がる恐れがある。

 筆者は自粛解除を早く進めるべきだと思う。

 また、新型コロナに感染し、重篤化した患者さんが、短時間い容体が悪化する場合があるが、血栓が出来るせいではないかという。

 ブルームバーグに発表されていたので紹介します。


(ブルームバーグより貼り付け)

新型コロナウイルスが危険な血栓生む、容体急変の原因か-医師ら警告
Jason Gale
2020年5月6日

 肺炎などを引き起こす新型コロナウイルスが、命に関わることもある別の合併症を生む可能性があることが指摘されている。

 血栓に関連する大量の機能障害が世界各地で報告されている。足のつま先が霜焼けのように赤く腫れる軽度の症状から、血管を詰まらせ命を失う症例まである。危険な血栓を放置しておけば、肺炎の症状が治まったとしても数日から数カ月の間に血栓が障害を引き起こす恐れがある。

 米ブラウン大学ウォーレン・アルパート医学校の肺疾患救急救命治療・睡眠医学責任者、ミッチェル・レビー氏は、血栓が発生する現象は「最近1、2カ月で明らかになった、恐らく最も重要な事実だ」と述べた。

 ウイルス感染で血栓ができるリスクが上昇するのは珍しいことではない。1918年のスペイン風邪ではおよそ5000万人が犠牲になったが、血栓による血管障害が関係していた。エイズウイルス(HIV)やデング熱、エボラ出血熱などのウイルスも血栓を生みやすいことが知られている。新型コロナウイルス感染症(COVID19)の患者では、血栓による影響がさらに大きい可能性がある。

「COVID19では、過去に見たことがない形で血栓ができている」とレビー氏は述べた。新型コロナ患者では動脈内などで血栓が生じて肺に向かう血液の流れを止め、呼吸困難を引き起こす。健康そうに見える患者が突然倒れ、血液の深刻な酸素不足に陥るのは恐らくこれが原因だと、エール大学医学部のマーガレット・ピサニ准教授は説明した。

 フランスとオランダの調査によると、新型コロナの重症患者のうち30%で肺血栓塞栓症が発生した。新型コロナに感染していない重病の患者で肺血栓塞栓症が見られたのは1.3%だという。
原題:
Coronavirus Causes Damaging Blood Clots From Brain to Toes

(貼り付け終わり)