注目されていた日産自動車のゴーン元会長の拘留に対する、陳述が行われた。
日産のような大企業が、トップの位置にいる経営者とはいえ、いろいろ検察側から指摘されている容疑事項が、個人単独でできる訳ではなく、それこそ組織で動いている企業の典型であるだけに、ゴーン氏の言ったとおりに処理をするからには、実際に事務処理を行った社員が、違法行為を行ったと追及されてしかるべきだと、筆者は思っていた。
もしも、検察の主張が事実としても、日産の経営陣や、、事務処理にあたった社員が、罪に問われても、仕方がないのではないか。 それこそ悪い奴ほどよく眠るの例え通り、トップの罪状にまで踏み込めるのか、危惧していたのだ。
案の定、ゴーン氏は罪状を全否定しているようだ。
どうも、日産の日本側の経営陣がゴーン氏を追い出そうと計画したようだが、株式会社の冷徹な面は、大株主のルノーを排除するのは、法律上困難なことであり、今後どう決着するのか分からないが、日産そのものがおお揉めすることは間違いなさそうだ。
筆者にはゴーン氏排除のやり方に、少し無理があったように思われるのだが。