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古賀茂明氏の『報道ステーション』ジャックで知る、官邸のあからさまな横やりを許すな。

2015年03月28日 16時05分00秒 | 日記
 27夜のテレビ朝日「報道ステーション」で、金曜日のコメンテーターをしていた元通産官僚 古賀茂明氏が、3月いっぱいで降板すると言う話題は、筆者も聞いていた。

 その古賀氏が番組の中で、降板のいきさつをかなり強引に話したようで、筆者は番組の途中からしか見ていなかったが、キャスターの古舘氏の顔が引きつっていたような印象を受けた。

 あいば達也氏のブログで、日刊スポーツ紙に経緯の詳細記事がある事を知ったので読んでみた。

 官邸からの圧力で、古賀氏が降板するようになったことは間違いない事実だと思われる。

 しかし、古賀氏の発言程度で、ビビってしまうテレビ朝日も情けないが、一般視聴者は、このような政府の横やりに、影響を受けるメディアのあり方に抗議しなければならない。

 これが自由に発言できる、民主主義国家のメディアと言えるのであろうか?、

 筆者の経験では、戦後の日本で、この程度の発言に横やりを入れ、メインプロデューサーやコメンテーターを降板させると言うような、官邸の暴力は初めての出来事だと思う。

 このような状態を許していると、本当にこの国は、おかしくなってしまうぞ。

 もう一つおまけに、天木直人氏の最新のブログも付けておこう。

 夏場にかけ、残業を減らす呼びかけを、国家公務員から民間の会社員にも、政府の音頭取りで広めると言うことらしい。、

 必死で仕事をしている民間の会社員は怒れと天木氏は言う。当然のことだ。いちいち国が国民の生活に、手とり足とり関与するなと筆者も言いたい。

 本当にこの国は北朝鮮の後追いをするつもりなのか? いや北朝鮮の方が、もっと自由があるかもしれない。間違っていたら北朝鮮の皆さんごめんなさい。トホホ。


日刊スポーツより貼り付け)

「報ステ」に圧力? 生放送中古賀氏が降板暴露話
[2015年3月28日7時23分 紙面から]

 元経済産業省官僚の古賀茂明氏(59)が27日、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演し、放送を“ジャック”した。コメンテーターとして、金曜を中心に出演してきたが、番組中盤、中東情勢を伝える場面で、古舘伊知郎キャスター(60)から解説を求められると、唐突に切り出した。

 古賀氏 テレビ朝日の早河(洋)会長と、古舘プロジェクトの佐藤(孝)会長の意向で今日が(出演の)最後ということに。

 これまでも番組で、安倍政権に批判的な発言を繰り返しており、「菅官房長官をはじめとして、官邸のみなさんのバッシングを受けてきた。それを上回る応援で楽しくやらせていただきまして、本当にありがとうございました」と視聴者にあいさつしたが、古舘が「今の話は承服できません」と強く対抗。「4月以降も機会があったら出てほしいと考えている」と降板ではないことを主張した。

 それでも、古賀氏は「古舘さんはその時に『この件に関してはお役に立てなかった。本当に申し訳ない』とおっしゃった。全部録音させていただきましたので、そこまで言われるなら全て出させていただきます」と反論した。

 その後も、古賀氏は「I am not ABE」と記したフリップボードを出し、「言いたいことはそのまま言いましょう。裏で圧力をかけたり、陰で言うのはやめてもらいたい」と、何らかの圧力があっての降板と受け取れる持論を展開した。

 困惑の古舘は、番組の最後に「古賀さんとニュースとは関係ない話になってしまいました。古賀さんの発言の一部に承服できません。来週からも私たちは真摯(しんし)にニュースに向き合っていきます」と話した。
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(天木直人氏のブログより貼り付け)

2015年3月28日

題名 怒れ!真面目に働いている民間企業のサラリーマン諸君たちよ

 安倍首相がきのう3月27日午前の閣僚懇談会で、国家公務員は早く出勤して早く帰宅するように指示したという。

 朝早くから働いて、夕方は家族らと過ごせるようにライフスタイルの変革に取り組むと強調し、これを国民全体に浸透させたいとして民間企業への協力要請を行うよう、関係閣僚に指示したという。

 これほど民間企業のサラリーマンを馬鹿にした言葉はない。

 いくら早く出勤しても仕事があれば帰れないのが現実だ。

 おまけに国家公務員と民間企業はまるで違う。

 私は官僚を35年ほど経験して知っているが、官僚には本当に残業しなければいけない仕事はほとんどない。

 金儲けをしなくても税金で給与がもらえるからだ。

 実際のところ霞が関の残業は、国会答弁づくりとか、予算編成作業とか、いたずらに時間をかけて残業して格好をつけているものばかりだ。

 こんな無駄をしても潰れないのは親方日の丸だからだ。

 それにしても安倍首相は暗愚の世襲議員の典型だ。

 社会に出てまともに仕事をすることなく、苦労せずに国会議員となって一生を終える世間知らずだ。

 そんな政治家が最高権力者になって、自分が一言命令すれば何でもその通りになると勘違いしている。

 馬鹿が国の指導者になれば、国民はみな不幸になる典型例である。

 真面目に働いて多額の税金を納めている国民は怒らなければいけない(了)

(貼り付け終わり)