元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

もうすぐそこに迫る新年は、佳い年になるだろうか?

2014年12月31日 23時14分26秒 | 日記
 年末を迎え、友人や知り合い同士の挨拶は、「佳いお年をお迎えください」というのが慣用句になている。

 いま、NHK恒例の紅白歌合戦を見ながら、このブログを書いているが、相変わらずのごった煮のような番組内容であり、民放に負けず劣らず、NHKの朝ドラやその他の番組の出演者をそろえて、NHKの番組宣伝臭もかなりきわどい構成だ。

 この放送を見ている限りは世の中ハッピーだなあと思うってしまう。

 しかし、世の中がなんとなく不安定で、世界情勢もここにきて、厳しさを増してきている。

 NYダウ株式市場も、17,983ドル ▲55.16 (30日 16:35現在)と石油関連企業の大幅安が原因で、値下がりに転じている。

 原油価格のあまりの下落で、シェールオイルなど米国の石油関連企業の業績の急落を嫌気されているようだ。

 日経株式市場も17,450円 ▲279円( 30日大引 )と値下がりをして終っている。

 ブルームバーグによると、日経225先物(大証)は 17,320.00 ▲130.00 とさらに下落している。

 筆者の予感では、日本の経済評論家が書いているような、楽観的な見通しは少々期待過剰ではないかと思う。

 世界経済では経験していないような原油価格の急落、場合によってはバーレル当たり30ドルの可能性もあると言う事になれば、単純にエネルギー輸入国の日本のメリット享受だけで予測するのではなく、その超安値が引き起こす世界の原油産出国の経済破たんの混乱と、波及なども予測する必要があり、この辺りは未体験の領域であり、決して羊年の優しさでは済まぬ年になりそうである。

 みなさん、佳いお年をお迎えください。