元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

安倍政権に対決できる、真の実力野党はいつ作れるのだろうか?

2014年06月09日 21時12分16秒 | 日記
 前政権であったと言う事を忘れてしまう程、無力化してしまっている民主党であるが、ここにきて前原誠司氏と海江田代表との対立が鮮明になり、前原氏は離党も視野に日本維新の会や、結いの党などとの合流を考えているようだ。

 筆者はから見ると、今の野党は余りにも非力であり、自民党・公明党の与党と、あくまでも対決する立場を明確にする野党と、あわよくば自民党に合流して、与党として振舞いたい与党予備軍ともいえる野党の二つに分類できるのではないだろうか?

 自民党も現状は安倍政権が主流派となり、かっての派閥華やかりし頃の自民党が、すっかり変質してしまった。

 かっては自民党はその内部の派閥のグループにより、右寄りな考え方のグループから、リベラル派に近いグループまで多岐に渡り、ある意味で自民党の性格が分りづらい位であった。

 しかし議員に対する活動資金の分配方式が、各派閥から総理のいる主流派に移り、派閥の力が相対的に弱くなってしまった。

 その結果として、安倍首相に果敢に意見を言える自民党議員が減ってしまった様に見える。

 与党野党とも、今一度思想信条の摺り合わせを行い、大きな再編成を行う時期が来ているのではないのだろうか?

 筆者から見ると、もともと現自民党政権が成立した時も、選挙システムのマジックで、総投票率から見ても、たったの20%台の得票で、自民党が大勝しているだけなのに、メディアの発表している安倍首相の支持率が、いまだに60%を維持していると言う事も信じがたい。

 その後の野党の、体たらくも虚しい限りであるが、筆者は先ずは野党の再編を期待したい。

 筆者は、大分類として、たとえば ①脱原発派か原発推進派か、②国民生活重視派か、企業を主とした成長重視派かと言った様な、明確な政策方針の分類で、再編成するべきではないかと思う。

 そして、ここはもう一度、かっての政治家である小泉純一郎、細川護熙、小沢一郎氏等が中心になって、安倍政権にブレーキをかける勢力を作り、これに賛同する中堅政治家、特に行動力のある若い政治家達が結集した、新野党が成立出来れば、合流離散を繰り返し、あまり新鮮味のない野党とは違った、国民の真の支持を得られる安倍自民党政権に対決できる政党が出現し、危険な方向に進もうとしている日本の政治の方向転換ができるのではないだろうか?

(読売新聞より貼り付け)

前原氏、離党も視野…橋下新党合流「100%」
2014年06月08日 10時48分

 民主党の前原誠司元代表は7日、海江田代表の退陣を改めて要求するとともに、海江田氏が辞めない場合には離党の覚悟があることを表明した。

 一方、求心力回復を狙う海江田氏は、秋までに党役員人事を行う方針を固めた。「海江田おろし」をめぐる民主党内のせめぎ合いは強まる一方だ。

 前原氏は7日、大阪市内で記者団に「民主党に求心力が戻るというのは幻想だ。他の野党と『大きな家』を作ることが大事だ」と述べ、民主党の存続にこだわらず、日本維新の会、結いの党などと合流し、政権奪取のための新党結成を目指すべきだとの考えを示した。海江田氏に対しては、「野党をまとめていく取り組みで、海江田氏の努力が足りなかった」と指摘し、辞任を促した。

 これに先立ち、前原氏は7日の読売テレビの番組で、維新の会の橋下共同代表と将来的に合流する可能性を問われ、「100%です」と答え、離党も視野にあることを表明した。

(貼り付け終わり)