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中国のアリババが米国市場に上場するという話題で、孫正義氏に注目集まる。

2014年03月21日 14時30分30秒 | 日記
 最近はネット通販を国内でもごく普通に、消費者が利用するようになり、アマゾンとか楽天を利用している読者も多い事でしょう。

 筆者も、本はもちろん小型家電や雑貨の購入で、気軽に利用しています。

 われわれ日本人には馴染みがないが、このネット通販の中国版に、アリババが運営する2サイトがある。このサイトの売上金額は12兆円を超えると言われており、米国のアマゾンを遥かに超えているようです。 やはり人口の多い国では、規模のボリュームが働くと言う事でしょう。

 ちなみに2012年のアマゾンの売上高は611億ドル(6兆1500億円)と公表されています。

 そしてアマゾンの日本国内販売額が約7,300億円だと言う(2012年度)

 楽天は各店舗が集まっているため、2012年の国内EC流通総額が約1兆4 ,465億円とのこと。

 こうして見るとアリババの巨大さが解りますが、このアリババの37%の大株主が、あの孫正義氏のソフトバンクだとの事です。

 このアリババが米国市場に上場する話題と孫正義氏の興味ある記事が、ジャパンリアルタイムに出ています。

 孫氏が14年前、創業者の英語教師の馬雲(ジャック・マー)氏のウェブサイトに2000万ドルを投資した。 成功するまで、あきらめないようにと元気づけながら、、、

 さすがにインターネットの将来に確たる自信を持っておられた孫氏である。 14年前に、中国市場がここまでインターネットビジネスが成長すると、大部分の人達には予測もつかなかったと思います。 その頃は、日本でもE-コマースなど、こんなに発展するとは思ってもいなかった時代です。

 筆者は、さすがに孫正義氏の先見の明に恐れ入るばかりでした。

(Japan Real Time---WSJ より貼り付け)

2014/03/18 3:58 pm
ソフトバンク、保有するアリババ株の取り扱いは

 ソフトバンクの創業者、孫正義氏は14年前、事を成し遂げる途上だと請け合い、あきらめないように励まして、英語教師の馬雲(ジャック・マー)氏のウェブサイトに2000万ドルを投資した。今やその投資が大きな見返りをもたらそうとしている。

 馬氏の小さな事業は成長して中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)になった。ソフトバンクが37%出資する同社は現在、米国市場に上場する準備を進めている。アリババはインターネット関連企業のものとして過去最大級の新規株式公開(IPO)案件になりそうだ。前々から予想されていたアリババの上場を手掛かりに、ソフトバンク株は既に1年前の2倍に値上がりしていたが、17日には前週末比4.93%高で取引を終えた。

 この件に詳しい複数の筋によると、アリババのIPO調達額は150億ドル(約1兆5300億円)を超える可能性がある。アナリストらの見積もるアリババの企業価値(1000億ドル以上)を適用すると、ソフトバンクはアリババ株を売却して300億ドルを手にすることもできそうだ。ソフトバンクが昨年220億ドルを投じて米通信業界3位のスプリントを買収し、今や米同業4位のTモバイルUSの買収を視野に入れていることを踏まえると、アリババ株の売却は検討に値するだろう。銀行筋は、ソフトバンクがアリババ株を保有し続けた場合でも同社に合併・買収(M&A)資金を提供する意欲が増すと語る。

 孫氏は保有するアリババ株の取り扱いについてコメントを避けた。ソフトバンクが過去に保有していた米ヤフー株の大半を段階的に売却したと指摘する向きもある。ソフトバンクはピーク時に37%保有していたヤフー株を1999~2002年にかけて売却し、調達した資金を債務返済と日本でのブロードバンドインターネットサービス参入に充てた。

 孫氏に近い複数の関係者によると、同氏は可能であればアリババに対する出資比率の低下を避けたい考え。孫氏はヤフー株を売却したことを今では後悔しているという。アナリストによると、ソフトバンクはアリババが上場しても出資比率の引き下げを求められない。ソフトバンクはアリババとの契約上の合意および保有するアリババ株に関する計画についてのコメントを避けた。

 孫氏は、1300社余りの傘下企業を通じてソフトバンクグループ内部にシリコンバレーに匹敵するハイテクのエコシステムを醸成することが自身の最終目標だとしている。この野心的なビジョンを考慮すると、アリババはソフトバンクが失うには貴重過ぎるのかもしれない。

 アナリストの間には、拡大する規模と成長性を踏まえるとアリババの価値は1000億ドルより1600億ドル前後の方が正確だとする見方もある。12年には、アリババのショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」と「天猫(Tモール)」の合計取引額は米アマゾン・ドット・コムと米イーベイを上回った。昨年1~9月の利益率はアマゾンの60倍余りだった。

 アリババの本格的な成長がまだ始まっていないと言えば、孫氏は同意するに違いない。

 孫氏は先月の決算説明会で「これからが本当の利益を出す」とした上で「そういうビジネスモデル、ポジションに会社が進化した」と語っていた。

原文(英語):What Alibaba’s IPO Means for SoftBank

(貼り付け終わり)