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橋下氏の外国特派員協会での記者会見で、9条改正は不可能になる?

2013年05月26日 11時46分01秒 | 日記
 橋下徹日本維新の会共同代表の慰安婦問題は国内だけでなく、韓国、中国などでも火が消えずくすぶり続けている。

 筆者は前にも書いたが、政治家の品性、品格が問われるこの問題を取り上げたくなかった。

 しかし橋下氏が少々謝罪の態度を見せても、根本の彼の考えが変わっている訳ではないため、一向に騒ぎが収まらない。

 いよいよ27日月曜日に橋下徹市長が日本外国特派員協会で記者会見をおこなう。

 どの程度海外メディアの記者陣から厳しい質問が出るかわからないが、おおよそ予想されるのはセックススレーブ(性奴隷)と英訳される慰安婦を、橋下があれこれひねくり回した表現を使っても覆す事は無理であろう。
 
 彼も触れているように、強制徴用であれ募集されて所属した軍人であれ、戦争の為に集まっている軍人が引き起こす性的事件は、米軍でも現実に困っている問題であり、余り日の当る所に出して議論したくない問題の筈である。

 ある意味で、国防軍の強化などとのたまう安倍政権にとっても、軍部の強化は最新鋭の武器だけで出来るものではなく、国防軍の強化には必ず多くの軍人を必要とするのである。

 沖縄基地での米軍と沖縄住民とのトラブルも、すべてこの問題に絡んでくる。

 現在問題になっている橋下発言は、当初の彼の意図とは恐らく180度違った方向に向かってしまっている事であろうが、彼の発言がきっかけになり国民の憲法9条改正等は、危なくて絶対できないという方向になれば、これも皮肉な結果と言えるだろう。