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右傾自民党に対抗できる野党が存在しない日本の将来は危ない。

2013年05月21日 13時13分06秒 | 日記
 7月の参院選までは、もうほとんど時間がない。

 このままで選挙戦に入ると、与党の自民公明が圧勝しそうなことは素人目にも明らかだ。

 しかし自民党支持者、公明党支持者で本当に安倍晋三への支持者がどれだけいるのか、筆者は疑問に思っている。

 これだけ右傾化に変質した安倍自民党に、本来の保守的自民党支持者は、本音では戸惑っているのではないだろうか?

 筆者は、国民の大多数はマスコミの世論調査のような右寄り傾向を好んでいないと見ている。

 世論調査で見ても憲法改正の是非で、部分的には改正しても良いが、問題の戦争放棄の9条などは簡単にOKとは言っていないように見える。

 まして憲法改正のための3分の2の同意が必要という96条改正案には、結構慎重な意見が多い。

 マスコミの多用するRDD方式の電話による世論調査などは、はっきり言ってかなり調査者の意向が反映しやすい。ということは余りこの数字をまともに取り上げないことだ。

 本当は文書によるなり面接によるなりして、聞き取らなければ正確なところはわからない。

 そうであっても、今回の参院選は野党候補者の劣勢は免れないであろうと思う。

 肝心の民主党が離党者が出たりで総崩れで過去の面影がなくなっている。

 日本維新の会は橋下共同代表や石原共同代表などの極右翼体質がより明確になり、みんなの党とも分裂状態だ。

 結局野党で中核になる党がなくなっているのが、なんとも歯がゆいことだ。

 どう見ても野党の大同団結などは、今回は望むべくもない。

 ネット上では小沢一郎氏に期待する声も多いが、橋下石原のようにマスコミを賑わすようなパーフォマンスが苦手なのか、相変わらず小沢を非難するような報道に、本人も真っ向勝負を仕掛ける態度が出せない。

 小沢、鳩山、亀井など今となっては高齢者に近いが、彼らを軸にし次の世代を担える憂国の若手(政治家だけでなく経営者も加わり、できる限り世襲政治家は排除する)数十名がグループとなり政策集団作りから始まり、やがて新党へと発展し自民の対抗勢力を作り上げるしかないのではなかろうか。

 即ち新しい民主党を作り上げるしかないのではないか。

 筆者は与党に対抗できるしっかりした野党が存在しない日本になってしまうと、ろくな事がないと確信している。

 参院選ではなく衆院選を目標にするしか時間的にも間に合わないのが辛いところだ。