ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

謹賀新年・・・

2013-01-02 05:44:35 | Weblog





穏やかな新年を迎えた(札幌市内)街に出ると,大きなスーパーでは、
特設会場でゴスペルのスペシャルLIVEがあったり、Kさんの紙芝居(黄金バット)があったりした、
昔は初売りで景気付けに「ちんどん」が出たりしたようだけど、今もあの軽快な「お囃子」は流れているのだろうか・・・?

Kさんは、大道芸の元締め的存在、以前何度かニセコにもお願いして来て頂いている、
実はアコーディオンにも興味をお持ちで、私の教室のドアもノックされたことがある、
朗々とした語り口,太鼓を打ち鳴らし、場面転換している姿は、お見事だった。

札幌という街は基本的に穏やかな街だということが、ふた冬目でなんとなく理解される、
ニセコでは,一日でも雪の降らない朝などあれば、大儲けした気分になったけど、
明朝は晴れるからと・・宵のうちに必死で除雪して、朝起きれば、また同じくらい積もっていた・・なんてのが
普通だった、毎朝・毎朝・黙々とブルトーザーに跨がって体中ブルブルさせて、校舎が壊れないよう維持してきた。

・・・・そう・・・「喉元過ぎれば熱さを忘れる」・・・・

昨日の深夜は階下で「事件」が発生していた・・・
tomokoさんは、就寝中おばあちゃんに起された・・・「ともちゃん(ルゥ)がソファーでうんちしている!!」
飛び起き!!・・tomokoさんが目にした物は、私が昨夜脱ぎ捨てた「黒い靴下だった」

朝方、こっぴどく叱られたのは、私だった。

テレビはお正月の特番ばかりが続いている、録画が多いけど、LIVEもある、
昨夜、「絶対どんなドリルをもってしても、穴の開かないカッチンコッチン合成金属 VS いかなる金属であろうと
間違いなく穴を開けてしまうドリル」世紀のガチンコ対決が放映されていた、数時間に及ぶ直接対決は、
カッチンコッチン合成金属に軍配が上がった、非常にシンプルな対決に国中が固唾をのんで見守った感があった、
両社とも社運をかけての戦いとなった、それぞれの分野では世界的なシェアーを有する企業だった。
穴が開く・開かない・・・といういたって単純な結果をもとめての戦いだけれど、その単純さ故に両社の
研ぎすまされた英知は、とても分かり易く火花を散らし、見るものを釘付けにした、

その前夜,元プロ野球選手のホームラン対決も放映されていたけど、おばあちゃんはテレビの前で、
「そんなん、なんぼやったからって、むかしはもどってけぇーへんネ!!」と噛み締めるように何度も呟いていた。
(ISAGIYOSI)というテレビ番組があったとしたら、今期のグランプリは明らかにドリル屋と合成金属屋、
二人のエンジニアに分け与えられただろう。

こと音楽に関しても、研ぎすまされるにしたがって、複雑な構成音から解放され、よりシンプルな深い音に、
その一瞬に心血が注ぎ込まれるような気がしてならない、御喜美江さんのLIVE演奏録画を聞いていると、
とっても躍動感があって、ハートフルで、一音一音の音色が美しく、しかもクリヤー、そしてとっても暖かい音楽を
感じることが出来る、15KgあるといわれるGoraを身体に縛り付けての演奏には感動を覚える。

今日は,新年を記念して?家族で温泉施設へ行き、夜はお食事会・・・と話がまとまった

多くの皆様、旧年中は大変お世話になりました、
本年も何とぞよろしく願い申し上げます、
今年一年、皆様に幸多からんことを祈念いたします。


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