対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

はじめ画伯に宣戦布告!

2008-01-21 21:21:25 | 雑談
ブログ星目風鈴中四目はじめ画伯関西棋院と、後楽園遊園地でボクと握手!
…じゃなくて手を組んで、「ごっくんグッズ」を大小的に売り出しておられます。

きっと売れまくって、ヴィヴィ(死語)言わせているに違いない(本社推定)。

囲碁ボケ…じゃなくて、格言カルタに至っては、ついに関東進出の報も!
新聞テレビデビューもしているし。
凄いねー。

そこで私は考えました。
ごっくんのバッタモンを作って、オイラも闇商売してやろうと。
画伯だけ良い思いはさせないぞ、ウヒヒ…。

果たして、この野望の行方はいかに!?

(つづく)

棋書への書き込みvol.5

2008-01-20 22:15:55 | 雑談
つづき

hidewさんが、

「図書館の本に対しては、例え善意の訂正であっても書き込んではいけない」

ということを書いておられるが、正直そういうルールがある知らなかった。

言われてみれば確かに、書き込みが善意かどうかなど第三者は判定できない。
となればどういう形でも、書き込みは「公共物の私的改変」ということになる。

私などはついつい、図書館の本でページが取れかかっているものや、鉛筆での書き込みを発見すると、わざわざ借りてきて補修したり、消したりしたくなる。
後者はともかく、前者は気をつけないと。

とにかく図書館の本に関しては、誤植だろうと何だろうと、書き込みは禁止
特に年配の方や、子どもにその傾向がみられるので注意していただきたい。

それでなくても図書館ハザードが叫ばれて久しいし。
基本は司書に報告。
報告してもほったらかしの人もいるので、ちょっと困りものなのだけれど。

東京都練馬区の図書館は、この図書館ハザードへの対策として前に借りた人の記録をしばらく保持することにしたそうだ。
個人情報に神経質になっている昨今では、悩ましい対応。
賛否両論があるらしいが、これも利用者自身のモラル低下が招いたこと。
利用者としては自身が丁寧に、図書館を利用するよう心がけるしかないと思う。

こちらも参照のこと

碁ワールドのファインプレー

2008-01-19 22:05:55 | 棋書
先日紹介したNHK囲碁講座テキスト2月号のレビューが、間違いだらけなので訂正。
詳しくはコチラ

また店頭ではいつもより早く、「碁ワールド」最新刊、2月号が並んでいる。

今月の特集は、ボクらの歩女流最強位
巻頭の自戦棋譜解説が女流最強位獲得棋譜というのは、今更という気もしないではないが、歩女流最強位なので許す!

加えて歩女流最強位へのインタビューと、カラーグラビア。
そして史上最強女流棋士ルイ・ナイウェイプロを破った、去年の三星火災杯予選棋譜が掲載されている。

この棋譜はどこを探しても見つからず、ずっと見たいと思っていた棋譜なので感激
久々に日本棋院のファインプレーである。
今風に言えば、グッジョブ

それ以外の記事では、山田規三生プロの連載「詰碁のエッセンス」も、変わらず面白い。
今月は棋聖位に挑戦中の、チクン先生にまつわるエピソードを紹介。

更に中ページのカラーグラビアに登場した、竹清プロに注目。
何でも経営の勉強をしているらしく、碁の打てる喫茶店の展開などを考えているとか。

私も碁が打てる、お洒落なバーというものを考案したことがある。
似た意見を持つプロを発見したのに、再び感激
奇しくも歩女流最強位の、兄弟子でもあるらしい。

是非、応援したいと思う。

棋書への書き込み観vol.4

2008-01-18 23:55:55 | 雑談
つづき

逆にhidewさんの仰るような、前所有者の人柄が窺える、「味わいのある書き込み」というのも存在する。

ある人は日本棋院の、旧ゴ・スーパーブックス「勝利へのチャンス」(林海峰)という本の表紙裏に、歌謡曲「王将」の有名な歌詞

「明日は東京へ出て行くからは なにがなんでも勝たねばならぬ」

と、記していたのにはニヤリとしてしまった。
生憎既に持っていたので、購入はしなかったが。



こういう書き込みは面白く、全く気にならない。

所有している本の中で、味わいのある書き込みなのはこの本。



同じく旧ゴ・スーパーブックスで「侵略のテクニック」(桑原宗久著)。
コスミからのシマリのあるところに、どう踏み込むかの本だ。
左下は「二間高バサミ」(島村俊廣著)。
最初から最後まで、綺麗な字で書き込まれ、事典のように使いこなした感じが出ている。
ここまでしっかり書かれていると、一つの作品のようにも感じられるから不思議。

ちなみにこの本も、古書店で値引いて貰って50円。
大満足の買い物だった。

週刊文春に禄子さんの名が

2008-01-17 21:15:55 | 雑談
今週の週刊文春掲載「浮いたり沈んだり」は、のっけからイナバウアー禄子さんの
「先ちゃん呑みにいきませう」
から始まる。

中身は小沢一郎vs渡辺淳一戦の解説に、先崎プロが飛び入り参加したときのお話で、囲碁一色。

情報通には取り立てて目新しい発見があるわけではないけれど、一応囲碁ファン必読かもしれない。
来週辺りに禄子さんの、酔態振りが描かれるか?

新定石と先番必勝布石?

2008-01-16 21:55:55 | 棋書
NHK囲碁講座テキスト2月号が店頭に。
結城講座もあと、2ヶ月と少しを残すのみとなった。

今月はいわゆる流行布石の中の、新定石を取り上げて解説。
みたことはあるものの、「新定石」と改めて言われると、確かに定石書に載っていない形だ。



この左上の形を、ミニナダレ型と命名。
一般の定石書には白10で、白12黒B白Aという進行になるのが普通とされている。
白10のような、従来より一本余計にハウというのが「新感覚」。

【訂正1/19】
ミニ中国流のように使うのが、世界の新布石感覚らしい。

今月はこの「一本余計にハウ」新定石群の、思想を解説している。
【追記1/19】
今月はこれ以外に、



上記の黒7から9や、
小林流からよく出てくる大ゲイマガカリの



黒12ブラサガリといった新定石を解説。

また結城講座以外では河野天元の講座で、昔編み出したという「先番(コミなし)必勝布石」が登場。
スタートはよくある、「小ケイマジマリ+星」の平行型布石なのだけれど、その後の進行が河野流。

また先崎プロのエッセイでは、ここでも取り上げた将棋界の碁キチ、真部先生が登場。
どちらも必読です。

棋書への書き込み観vol.3

2008-01-15 21:15:55 | 雑談
つづき

今までで一番酷い書き込みだったのは、将棋の谷川浩司プロ著「戦いの絶対感覚」。

とても良い本なのに、手にとった本は裏にサインペンで「クラス名と名前」(笑)。
そして中身のページ右下には、「パラパラ漫画」が描かれているという凄まじいものだった。
この漫画が、また無意味な上に下手なのだ…(汗)。

前所有者のOくん、そーゆーのは学校のキョーカショでやるもんだ(笑)。
学校に「戦いの絶対感覚」をもっていく「感覚」がおかしいし、キミには難しすぎるだろう。
名前なんて書かなくても、持っているのはキミだけだよ。
そして「売る」なんて言語道断だ(笑)。

ただこういった書き込みがあることで、値段を交渉できる場合がある。
これはメリットだし、古書店巡りの楽しみ。
勿論古書店側の胸算用次第だが、一応聞いてみる価値はある。

上記の本も値引いて貰って、落書きもアルコールで消せたので、結果的には「ありがた」かった。

通信販売でしか入手できない、日本囲碁連盟の「囲碁名局精選」という4巻本も、書き込みのおかげで値引いて貰ったことがある。
もっともこちらはマーカーと、ボールペンでの印で消せないので、値引いて貰っても全くお得感はなかったが。
しかし読むのには支障がなかったからね。

新刊棋書情報「やっしー&陽光の置碁で上達」

2008-01-14 21:15:55 | 棋書
NHK出版から「やっしー&陽光の置碁で上達」が刊行されている。

昨年4月から9月まで放送された、武宮陽光プロと矢代久美子プロによるNHK囲碁講座、「やっしー&陽光の楽しく上達」をまとめたもの。

7子局から互先局まで登場。
置碁とタイトルは打っているものの、どちらかというと構想より、置碁で頻出の定石や定型を解説する本という印象だ。

私は放送の方を全くといっていいほど観なかったので、放送の内容との比較は出来ない。
しかしチラッと読んだテキスト比べると、初級者にもわかりやすいよう、定型後かなり手順を進めた図も載せているように見えた。

以前紹介した、「三連星新作戦」も丁寧に解説。

定石や定型を一通り把握している人には不要だが、その辺の知識が乏しい人には有益な本だろうか。

igo棋院閉鎖へ

2008-01-13 22:55:55 | 雑談
igo棋院が1月下旬(詳細未定)をもって閉鎖するそうである。
残念。

思えばWINGで打つのに疲れ、流浪のネット棋客と化した私が、辿り着いた場所がここだった

その後、林檎OS9ユーザーから窓ビス太野郎に変節し、タイゼムが使えるようになったので、利用頻度が減少。
しかしタイゼムに疲れた時や、気楽に楽しみたいときは時折、ここで打っていた。
去年末もここで数局打っていたっけ?

対局システム自体は、検討も出来るし申し分ない。
ただレーティング制度がないので、対局に緊張感が欠けたり、手合い違いになるところが大きな欠点だった。
これさえ解決していれば、汎用性も高いし、囲碁界の「将棋倶楽部24」になってもおかしくなかったと、私は思っている。
林檎OS9で使えるの無料碁会所は、こことWING、WWGOぐらいしか知らない。

ともあれお世話になりました。
よりグレードアップして戻ってらっしゃることを期待します。

取れないシチョウ、追うプロもいる

2008-01-12 21:55:15 | 雑談
現在、朝日新聞紙上で名人戦リーグ、高尾秀紳本因坊vs趙治勲十段の観戦記が進行している。

そして今日掲載の手順が、アマチェアにも意外性十分で興奮した。



黒1のケイマから、黒5と抱え、黒29まで取れないシチョウを追いかける。
そして返す刀で、右上からの白の一団を攻めようという勝負手!

さらに黒41からもう一度、取れないシチョウを追う!

黒の高尾本因坊が不利らしいので、やむをえない勝負手なのだろうが、やはり驚きだろう。
リアルタイムで観戦できれば、もっと深い驚きで熱狂しただろうに…。

取れないシチョウを追うというのは、イ・セドルプロの棋譜が有名。
日本でもいくつかあるが、やはり珍しい。

厳密には白36に問題があったらしく、名局とは言えないのだろう。
が、やはり見た目が派手でわかりやすく、楽しい。

明日の手順が楽しみである。

1ヶ月ぐらいすれば、asahi.comでも観戦記が読むことが出来るようになるので、気になる方はチェックされると良いだろう。