猿十番碁第1局では、初対面の観戦者の方々に十分な挨拶が出来なかったかもしれない。
改めて観戦してくださったことを、感謝したい。
また当然対局者の、hexagobanさんにも改めて感謝。
目標が出来て、次の対局が楽しみでもある。
感想戦でこの黒11を、私が「認めたくない」と述べたことを、hexagobanさんがクローズアップされていた。
恐縮である。
文面上ちょっとキツイ感じの言葉でもあるので、hexagobanさんがご不快になられていないか心配。
実際これといった具体的根拠があるわけではないのだけれど、初級者時代に学んだ本にはいずれも
「こんなに早く、ここを打つべきではありません」
とあった。
もしこれを認めてしまうと、もう一度囲碁観を作り直さなければいけない。
ちょっと大袈裟だが、そんな恐怖感からの発言と解釈されたい。
場合によって、呉清源先生が勧めるこの手や
イー・チャンホが使ったこの手
タイゼム級位でよくみかけるこの手を、使いたくないのと同根。
決して思考に柔軟性を欠くのではなく、使うことで土台が揺らぐのを恐れる。
こういう手は、高手が適切に使ってはじめて意味を為すと思うのだ。
感想戦に関しては割と物怖じしないほうで、納得できないところは相手の強さに関わらず聞きたくなる。
囲碁でもそうだし、将棋でも県代表にちょっと届かないくらいのレベルの人に、自分の主張を譲らず、観戦した友人に呆れられたこともある。
少なくとも「強い方が全部正しい」という観念は、これからも持てそうにない。
「そうかそうか、キミはそういうやつなんだな」(ヘルマン・ヘッセ『エミール』より)
と、ご理解いただきたいところである。
改めて観戦してくださったことを、感謝したい。
また当然対局者の、hexagobanさんにも改めて感謝。
目標が出来て、次の対局が楽しみでもある。
感想戦でこの黒11を、私が「認めたくない」と述べたことを、hexagobanさんがクローズアップされていた。
恐縮である。
文面上ちょっとキツイ感じの言葉でもあるので、hexagobanさんがご不快になられていないか心配。
実際これといった具体的根拠があるわけではないのだけれど、初級者時代に学んだ本にはいずれも
「こんなに早く、ここを打つべきではありません」
とあった。
もしこれを認めてしまうと、もう一度囲碁観を作り直さなければいけない。
ちょっと大袈裟だが、そんな恐怖感からの発言と解釈されたい。
場合によって、呉清源先生が勧めるこの手や
イー・チャンホが使ったこの手
タイゼム級位でよくみかけるこの手を、使いたくないのと同根。
決して思考に柔軟性を欠くのではなく、使うことで土台が揺らぐのを恐れる。
こういう手は、高手が適切に使ってはじめて意味を為すと思うのだ。
感想戦に関しては割と物怖じしないほうで、納得できないところは相手の強さに関わらず聞きたくなる。
囲碁でもそうだし、将棋でも県代表にちょっと届かないくらいのレベルの人に、自分の主張を譲らず、観戦した友人に呆れられたこともある。
少なくとも「強い方が全部正しい」という観念は、これからも持てそうにない。
「そうかそうか、キミはそういうやつなんだな」(ヘルマン・ヘッセ『エミール』より)
と、ご理解いただきたいところである。