対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

宝酒造杯東京大会渾身レポ第7回「準決勝」

2010-05-20 17:55:24 | 棋譜
大分、間が空いてしまった。



さて3回戦だが、結論を言ってしまうと、
ブルーのエリアの石が復活して黒勝ちだった。
いや正確には復活したと相手の方が勘違いして投了
お粗末なオチで申し訳ない。

勿論、私も相手を騙そうと思ったわけではなく、
一瞬「あ、生き」と勘違いして動き出したのだが、
良く見たら次に白から欠け目にする手があったという次第。

相手の方が投了した時も、
「投了…でよろしいですよね?」
と思わず確認。

相手の方は若いにも関わらず、
こちらが時計を押し忘れていたら一々指摘して下さったり、
非常に好青年だった。
しかも「上手く取った」と思った右辺は、
実は右上との連絡と見合いで生き筋があったらしい。
それだけに重ね重ね申し訳ない気分で一杯。
これが後を引くことになる。

何はともあれ準決勝進出
今度も私よりも若そうな10~20代の青年が相手。
何だかやりづらい。
握って白番。



やりづらさの予想は見事に的中。
黒1・3・5の布石をみて悶絶しそうになった。
先の対局での定石といい、この布石といい、
5年間のネット碁生活で今まで打ったことも打たれたこともない。
前局といいやっぱり若い人は流行に敏感だ。

対策が分からないので「もう好きにして
白6と大場を占めてとにかく落ち着いて打つことを優先。

白60までこんな感じの進行で、
後は手順が再現できないのだが、
この後Cと模様を広げた白に対して、
黒はDと打ち込み。
白はそれを攻める調子で上辺ブルーのエリアをまとめた。

また黒が右辺に打ち込んできた調子で今度は中央に、
ブルーのような結構な地をつけて
「我ながら上手く打った」
という出来だった。