対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

宝酒造杯東京大会渾身レポ第5回「昼休み+3回戦」

2010-05-14 22:36:50 | 棋譜
2局を終えて、ここで1時間の昼休み。
ところが私はこの上なく疲れ果てていた。

確かに2局とも時間を目一杯使って打ったこともあろうが、
前回は「さぁ、試飲だ!」と乗り出す余裕すらあったのに、
今回は提供された弁当すら食べる食欲がない
特にひどい碁を打ったわけでもないのに…。

「でも体力ないと碁は打てないし、もったいないし
hexaさんとasutoronさんのところに行って、
戦況を報告しながら、書き込むようにして食べたが、
結局、試飲はせず仕舞い(驚)。

やはり何だかんだいって
まだ表街道(順位がつく)という心理が意識が、
何かプレッシャーを掛けていたのか。
前回との違いを考えるとそれしかない。

そういう意味で次の対局は重要。
勝てば準決勝進出ということで表街道確定だが、
負ければ1回戦で負けたのと同様だから、
下手すれば「飲まず損」だ。
(【5/25追記】クイズ回答のため「一刻者」と「知心剣」の利き酒はやったっけ)

「よし!やるぞ」

しかし気持ちは相手の方の着手をみて一気になえた。

今度は大学生か恐らく20代の眼鏡の青年。
初めての年下との対戦だ。
握って黒番。



3局目にしてようやく中国流が実現。
それに対して白6・8がオーソドックスながら、
只者…というか2段でないオーラを感じさせる。

そして私にため息をつかせたのが白12。
「こんなプロの流行形聞いてないよぉ!」
全く2段の手ではない。

何とか次に黒13が形だとはわかったが黒15で間違えた。
後で持ってきた新版基本定石事典で確認したところ、
黒15ではAと打つのが正しいとのこと。
確かに実戦は白16と打たれてしまって、まるで眼形がない。

もうわけがわからなくなったので
「左上は好きにして」
と、黒17と左下に転戦。
と、ここでまた最も苦手な二間高バサミをされてゲンナリ。
三々にはいると塗り込められそうな雰囲気なので、
黒19と高い両ガカリで誤魔化そうとしたが、
やっぱり塗り込められてしまった。

優劣はよくわからないが心理的には大不利。

左上は相変わらずどう動いていいのかわからなかったので、
「あなた任せよと何とかの空」
と黒29としまって手を預けた。