対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

宝酒造杯東京大会渾身レポ第6回「3回戦」

2010-05-15 23:55:55 | 棋譜


白30と黒は左上を封鎖。
私は一度は黒31と二間に飛び出したものの、
連絡が不安になり黒32とノゾくことで先手補強しようと考えた。
ところが白34と利いて貰えずビックリ。

当然、黒35と出ていったが、
そこで黒37と
「またつまらぬ方を切ってしまった」。

逆を切れば白は38ないし37とツグよりなく、
白の眼形が大差。
これに気を悪くして、何だかここをもがいても悪くなると判断。
黒47、49と早生きを目指した。

白50から白62のコンビネーションがまたいやらしい。
白の打ち方には細かい損がありそうだが、
大局的には白の大模様が雄大にみえる。

よって辛抱たまらず黒77から動き出した。

結局、この後このブルーエリアの一団は取られてしまったのだが、
その代償で右辺グリーンのエリアを封鎖し、
68-74の石を捕獲。

我ながら上手くダメヅマリをついて石を獲ったので、
「何とか勝った」と思ったが、
相手の方は盛んに首を振って、明らかに目算している。

カクカク…
(え…まさか…)
カクカク…
もしかして…
カクカク…
こ、細かい…?)

不安なら一緒に目算すればいいものを
時間が乏しい私は相手任せにしてしまう。
かくして対局は続行。