間が開いてしまった。
さて、強くなる(分析する)意欲に乏しいということは、
天下を目指すプロにとっては死活問題だが、
楽しむという面においては全く問題はない。
前々回、女性の脳の特徴として
「感情移入力」が高いということを書いたが、
これは例えば初対面の相手とすぐ打ち解けたり、相手を気遣ったり、
円滑にコミュニケーションする能力が高いということ。
またそれに対するモチベーションも男に比べて高いのだそうだ。
この方面から囲碁を眺めてみればコミュニケーションツールとして、
女性にとっても価値・存在意義があると思う。
実際に囲碁を通じて全く言葉を知らない外国の人とも、
コミュニケーションが取れるということは
私も度々体験することでもある。
また強くなることによってより深いコミュニケーション、
つまり「相手の着手の意図」が「わかる」「感じ取れる」ようになることを考えれば、
上達のモチベーションをそこに見出すことができるだろう。
ただしその方法は自分一人でコツコツ研究・検討するというより、
誰か上級者に教わる(これもコミュニケーション!)方が、
女性はより効果がありそうだ。
昨日、触れた詰碁だって作者と解く人との対話と考えれば、
歩様のように解くのが好きな女性がいても不思議ではない。
そしてこれらのことを考慮すると、
囲碁を普及するのに、
相手が女性か男性かで方法が違ってくるのもまた当然といえる。
(つづく)
さて、強くなる(分析する)意欲に乏しいということは、
天下を目指すプロにとっては死活問題だが、
楽しむという面においては全く問題はない。
前々回、女性の脳の特徴として
「感情移入力」が高いということを書いたが、
これは例えば初対面の相手とすぐ打ち解けたり、相手を気遣ったり、
円滑にコミュニケーションする能力が高いということ。
またそれに対するモチベーションも男に比べて高いのだそうだ。
この方面から囲碁を眺めてみればコミュニケーションツールとして、
女性にとっても価値・存在意義があると思う。
実際に囲碁を通じて全く言葉を知らない外国の人とも、
コミュニケーションが取れるということは
私も度々体験することでもある。
また強くなることによってより深いコミュニケーション、
つまり「相手の着手の意図」が「わかる」「感じ取れる」ようになることを考えれば、
上達のモチベーションをそこに見出すことができるだろう。
ただしその方法は自分一人でコツコツ研究・検討するというより、
誰か上級者に教わる(これもコミュニケーション!)方が、
女性はより効果がありそうだ。
昨日、触れた詰碁だって作者と解く人との対話と考えれば、
歩様のように解くのが好きな女性がいても不思議ではない。
そしてこれらのことを考慮すると、
囲碁を普及するのに、
相手が女性か男性かで方法が違ってくるのもまた当然といえる。
(つづく)