対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

nipparatさんと小沢一郎と私

2010-01-11 23:25:55 | 棋譜
昨日の猿十番碁の記事・検討
大和証券杯アマ覇王であるnippratさんからコメントをいただいた。
ありがとうございます。

参考図1


それによれば白94は筋が悪く、
上の参考図1、白1からアテるのがだとのこと。
なるほど。
ウッカリ黒2だと白3で白Aと白Bが見合い。
よって黒2では黒Aとノビ、白2と抜くことになるが、
実戦より白はしっかりしていそうだ。

参考図2


また昨日延々と検討した参考図2、黒1の変化は
黒5までとなるのが相場ではないかとのこと。
確かにこれも昨日の検討や実戦よりスッキリしていて良さそう。

参考図3


もう一つ「戦うならば」ということで、
実戦黒91(参考図2黒1)で参考図3黒1が示された。
尤もこれは、私は黒もって自信ないので不採用とさせていただくが…。

こうしてnippratさんの意見を並べてみると、
昨日の私のゴチャゴチャしている検討と比べて、
いかに無駄な手をスピーディに仕分け、排除し、
また短い手数で「相場」を判断しているかがハッキリする。

読みの力や経験の差も勿論だけれど、
ここら辺りに「大和証券杯アマ覇王パンダ杯優勝・県代表常連」と
「天下初段」の違いが伺えて面白くないだろうか?

ところでnipparatさんと言えばブログで、
小沢一郎と薫鉉プロの公開対局から見た、
小沢一郎の強さについて言及しておられる。

それによると小沢一郎は囲碁歴6年とのこと。
何と棋歴は私と同じぐらい!?
【追記】別のところでは覚えたのはもっと昔で、
プロに本格的に教わるようになって6年だという話も…?

それでいてプロに3・4子で打てるとはどうだ!?
私には到底無理だろう。

私と小沢一郎の棋力差は、
当然打ったことがないからわからないにしても、
どうやらnipparatさんの評価から察するに、私より強そう。
あちらは6段免状持ちだしねぇ。
年齢も考えると不本意だし、大変悔しいです(笑)。

忙しさ・囲碁に使える時間の量は、
当然、小沢一郎の方が圧倒的に少ないだろう。
ただあちらはプロの棋士に教わっているのに対し、
私は本からに全くの独学という環境の違いは大きい。

これも「書籍から独学で学んだ者」と「プロに教わった者」との、
成長、方向性の違いを示す好サンプルと言えないだろうか?

え?小沢一郎の方が単に才能があるだけじゃないかって?
それは…認めたくないものだな(笑)。