対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第2次猿十番碁 最終局☆第9夜

2010-01-15 21:32:29 | 棋譜
実戦図1


いよいよ局面が煮詰まってきた。
が、相変わらず左上に対する認識は薄く、
「先手だからと」黒205と自らダメを詰めていることにも、
それが現れている。
いよいよ白216が来て左上を見直してみたら、
もう黒からオシツブす順がなくなったの気づいた。

それでも白はコウにするのにまだ3手もかかるので、
「ここは万年コウだし、セキになるだろう」
と楽観は続く。

実際白224などは「後手1目」という、
非常に小さい手なので、
このダメを詰めている間に黒は得をしている…はず。
後は「万が一コウにされてもコウダテがない」状態に
すれば良いだけなのだが。

実戦図2


経験乏しい哀しさ、
「味良いヨセを目指さなきゃ」
と頭で思っても、具体的にどう打てばいいのかがわからない。
いつも「大体この辺が大きい」という感じで打っているので、
そこにもう一つの条件が加わると対応できないのだ。

今見れば後手のようでも
黒AとかBとかに打っておくのが大きいとはわかるが、
黒Bは自らの地を埋めるのでやりにくい。
ならばせめて黒Aだけでも打っておけば…。

黒227は一応、コウダテをなくしているつもり。
一方白228は「一手パスみたいな手だな」と思っていたが、
これもコウダテを潰す意味だろうか?
恐らく黒は白228がなくても
当面、ここにコウダテはないような気がするが…。

黒229も次にCとアテる手をコウダテにしたつもりだが、
もう一手打てても再びコウになるだけなので不十分だった。

モタモタしているうちについに白240とコウ!
ここまで…ここまできて大事件勃発である。
ついに白の辛抱が実った!
…もう泣くに泣けない。
(IMEって「泣く」が変換で出てこないのね)