対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

ダメじゃん

2010-01-19 23:24:38 | 雑談
以前、「『厚い』という囲碁用語わからない」という記事を書いたことがあるが、
今日、電車の中で目を閉じながら思考を巡らせていたら
『ダメ』というのもわかりにくいな」。

今でこそ
「ダメが詰まっているからダメだねぇ」
などといっているが
私の記憶が確かならば、
囲碁始めて1年ぐらいは、よくわからないかった気がする。

実際
「囲碁用語の『ダメ』を説明してください」
と言われたら、あなたは出来ますか

私なりに出した答えは
「黒石の白石の間にある点」。
そこから更に
「黒石と白石の間の点を埋める=黒石と白石を接触させる」
が「ダメヅメ」。
その状態を「ダメヅマリ」といった形で使われる…。
てなところで、どうでしょう。
これじゃ、ダメ

ただその一方でいわゆる終局処理で使う
「ダメ」には「一目の価値もない点」
という意味もあってわかりにくい。
上の意味と全然違うわけではないが…。

よく解説で使われる
「ダメを打ってる」「ダメ場のようなもの」というのは、
こちらの意味だが一目の価値もないのではなく
「(地としての)価値の低いところ」
という感じか。
うーん、わかりにくい。

何が言いたいかというと、
自分で楽しむ分にはいいけれど、
囲碁を知らない人に教えるということを考えた場合、
囲碁用語の定義は結構曖昧なものが多いということ。
かなり意識していないと囲碁用語がわからないために
相手が拒絶反応を起こすこともありそうだ。

普及に当たっては用語の定義・整理・見直しなども必要なのでは?