実戦図
hexaさんの答えは白90。
白94に石を持ってくることで、
白96と切った石を取り込むという筋。
中々に面白い着想で感心してしまった。
ただ白90の石が持ち込みになっているので、
それに満足して白108までの生きを許した。
黒116では119と切断したいところだが、
黒113が白▲に利いてそれが出来ないのが、
ちょっと嬉しい筋。
もっとも偶々、そういう形になっていただけなので、
自慢は出来ないけれど…。
黒119と石が連絡して怖いところがなくなり、
黒が有利になったのではないかと思っていた。
ただ確かにコミを加えれば黒がリードしているようだが、
それほど大きく差がついているわけはない。
参考図1
白90の上手さに感心して、
実戦でも感想戦でもここはツツかなかったと思うが、
昨日の晩、改めてみると
「実戦の黒91で参考図1、
黒1のようにノビたらどうなっただろう?」
という疑念が湧いて来た。
つついてみると結構色々な変化があり、
彼此2時間ばかり考えてもハッキリとはわからない。
プロなら数分で結論を出すのでしょうが。
もっとも参考図白2以下、
白6と10の断点を補うと、
黒11まででAの点が白切れないので、
これは白の潰れだ。
参考図2
よって白6では参考図2、
白1とこちらを抑えると多分黒10までのフリカワリとなる(はず)。
このケースと実戦との比較も面倒だけれど、
下辺を破った利より左辺を取られた損の方が大きそう。
参考図3
だから参考図1の白2では俗っぽく、
参考図3の白1とこちら側からアテる。
以下、白23まで長手数だがまぁ、こうなると考えて、
黒は右下を黒24・26と生きなければならいと思う。
参考図4
その後参考図4、白1から白11まで黒▲の一団を取って、
これは黒の潰れだ。
白1からアテるのが大事なポイントで
ウッカリ白3からアテて黒1とノビられると、
白▲のダメが詰まっているので黒▲に包囲網を破られる(と思う)。
参考図5
よって黒も遡り、参考図3の黒4で、
参考図5の黒1とノビる。
以下、平凡にすすめると白8までとなる。
参考図6
黒1から切ると、
白8のホウリコミから白10が面白そうな手で、
白20まで中央の白石は生きそう。
しかし黒21から逃げ出された結果、
右下の白がトラレ模様で、
これは実戦より黒が良さそうだ。
だから白22ではツガないで白24と打ち、
右下を生きるのかな?
多分、他にもいろいろ変化があるだろうが、
参考図黒1とノビれば、
ここで決着がついた可能性もあるということである。
参考図7
更に遡れば実戦の白90のような狙いがあるなら、
昨日掲示した実戦白86のケイマでは参考図7白1・3と普通にトンで、
黒2・4を誘ってから白5と出た方が、
より効果的だったのではないだろうか?
左下の黒と攻め合いは白が勝ちそう。
黒2・4と打つかどうかわからないが、
実戦白90の出はノーマークだったので、
やってしまった可能性はあったと思う。
何にせよここは意外に奥深いところであった。
正しい結論が分かる方は教えてください。
hexaさんの答えは白90。
白94に石を持ってくることで、
白96と切った石を取り込むという筋。
中々に面白い着想で感心してしまった。
ただ白90の石が持ち込みになっているので、
それに満足して白108までの生きを許した。
黒116では119と切断したいところだが、
黒113が白▲に利いてそれが出来ないのが、
ちょっと嬉しい筋。
もっとも偶々、そういう形になっていただけなので、
自慢は出来ないけれど…。
黒119と石が連絡して怖いところがなくなり、
黒が有利になったのではないかと思っていた。
ただ確かにコミを加えれば黒がリードしているようだが、
それほど大きく差がついているわけはない。
参考図1
白90の上手さに感心して、
実戦でも感想戦でもここはツツかなかったと思うが、
昨日の晩、改めてみると
「実戦の黒91で参考図1、
黒1のようにノビたらどうなっただろう?」
という疑念が湧いて来た。
つついてみると結構色々な変化があり、
彼此2時間ばかり考えてもハッキリとはわからない。
プロなら数分で結論を出すのでしょうが。
もっとも参考図白2以下、
白6と10の断点を補うと、
黒11まででAの点が白切れないので、
これは白の潰れだ。
参考図2
よって白6では参考図2、
白1とこちらを抑えると多分黒10までのフリカワリとなる(はず)。
このケースと実戦との比較も面倒だけれど、
下辺を破った利より左辺を取られた損の方が大きそう。
参考図3
だから参考図1の白2では俗っぽく、
参考図3の白1とこちら側からアテる。
以下、白23まで長手数だがまぁ、こうなると考えて、
黒は右下を黒24・26と生きなければならいと思う。
参考図4
その後参考図4、白1から白11まで黒▲の一団を取って、
これは黒の潰れだ。
白1からアテるのが大事なポイントで
ウッカリ白3からアテて黒1とノビられると、
白▲のダメが詰まっているので黒▲に包囲網を破られる(と思う)。
参考図5
よって黒も遡り、参考図3の黒4で、
参考図5の黒1とノビる。
以下、平凡にすすめると白8までとなる。
参考図6
黒1から切ると、
白8のホウリコミから白10が面白そうな手で、
白20まで中央の白石は生きそう。
しかし黒21から逃げ出された結果、
右下の白がトラレ模様で、
これは実戦より黒が良さそうだ。
だから白22ではツガないで白24と打ち、
右下を生きるのかな?
多分、他にもいろいろ変化があるだろうが、
参考図黒1とノビれば、
ここで決着がついた可能性もあるということである。
参考図7
更に遡れば実戦の白90のような狙いがあるなら、
昨日掲示した実戦白86のケイマでは参考図7白1・3と普通にトンで、
黒2・4を誘ってから白5と出た方が、
より効果的だったのではないだろうか?
左下の黒と攻め合いは白が勝ちそう。
黒2・4と打つかどうかわからないが、
実戦白90の出はノーマークだったので、
やってしまった可能性はあったと思う。
何にせよここは意外に奥深いところであった。
正しい結論が分かる方は教えてください。