対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

U-17日本代表優勝

2006-09-18 22:22:52 | スポーツ
U-17サッカーアジア選手権で日本が優勝。
小野らを擁した1994年以来、12年ぶり2回目の優勝である。

「黄金世代の再来か?」
という期待も否応なく高まるが、今大会は運も味方した。
勿論これは「運も実力のうち」という意味でのポジティブなもの。
実力があって初めて、「運次第」という話になるのだから。

世界選手権出場権を賭けた準々決勝は、両チーム12人ずつのキッカーを出してのPK戦での勝利だった(しかも3回、決められたら即負けの局面でGK広永がセーブ)。
決勝の北朝鮮戦も見る限り、どちらが勝ってもおかしくない均衡したゲーム。
むしろ北朝鮮が押し気味だったか?
決勝点とダメ押し点を挙げたのは、途中出場の河野選手。
運が良かったといわずして、何と言おう。

正直、どういう選手が参加しているかの情報も乏しく、ご贔屓のチームからの選出もなかったので、それほど期待はしていなかった。
加えてグループリーグ第2戦で、シンガポールに引き分け。
「こりゃ、ダメかな」
と思っていたら、あれよあれよという間に…。

しかし優勝したことが即、将来の保証になるということもない。
やはり優勝したいっても、まだアジアだし。
準決勝に進出したチームがシリア、タジキスタン、北朝鮮、日本だということをみても、A代表にそれが直結するかは未知数と言えよう。

それでも今大会MVPに選ばれた柿谷選手の、決勝での1点目には才能を感じた。
相手DFを浮き球で交わして、引っかけたボレーで得点。
この年代での期待選手をチェックしておくのが私の楽しみなのだが、日本代表にデビューした小野をみたとき以来の、インパクトある一発だった。

プレーや染めた髪を見る限り、「努力型」というより「天才型」にみえる。
実際、途中交代や途中出場も多い。
それでも一仕事やってのける。
あまり運動量はないが、一瞬に凄いキラメキを魅せるタイプとみた。

こういうタイプはあるいは日本の風土にスポイルされてしまう可能性ある。
オシム監督の率いるA代表に用意された席も、それほど多くはあるまい。
このままその長所を伸ばしていくのか、それとも欠点を補っていくのか。
正直まだまだ、海のものとも山のものとも知れない選手だ。
が、将来の日本代表を背負う可能性を感じるという意味で、実に楽しみな選手が出てきたとワクワクしている。
名前を記憶に留めておいて、損はないだろう。

そういえば前回U-17大会にも出ていませんでした?

絵文字、顔文字

2006-09-18 00:15:56 | 雑談
島谷さんのブログによれば、「うさうさ脳」が広まったキッカケの番組「人間!これでいいのだ」で「絵文字がボケ防止に繋がる」という話が出たようだ。

女子高生の間で使われる絵文字が複雑化してきており、それを読みとろうと考える努力がボケに繋がるということらしい。
番組をみていないので断言できないが、島谷さんの文からするにかなり眉唾。

端的に言えばその論でいくと、「絵文字」の部分は「囲碁」でも「計算ドリル」でも、代用できるものはいくらでもありそうな気がするから。
要は「論理的思考を重ねる習慣・機会」の有無ということだけの話だろう。

「絵文字」が嫌いなわけではない。
あれはあれで面白いとは思うし、ボケ防止に絵文字を使いこなす年輩の方がいらっしゃっても良いとは思うが、ただあまり格好が良いとは思わない。
年輩の人はその年齢相応の、落ち着きのある文章の方が似合っている。
別段難解な絵文字が、難しい漢字でもいいじゃないか。
第一、絵文字に「慣れて」しまって「読解に苦労」しなくなったら、やっぱりボケると思うのだけど如何?
「考えないザル豆まき碁」が、ボケ防止に役立つとは思えないように。

「絵文字」の前段階に「顔文字」があるが、私は当ブログでは基本的に使わないことにしている。

以前にも書いたかもしれないが、「顔文字」という表現を乱用すると、文章に感情を表現する能力・ボキャブラリーが著しく低下すると思うから。
プロでもないのだから低下しても別段問題なかろうし、他の人に強要するつもりはサラサラない。
しかし自己の文章表現力の低下は、ひいては読解力の低下にも繋がる。
それが耐えられない。

ブログやHPですぐ議論になったり、しまいには炎上してしまう原因は、顔文字等が氾濫するネット社会の表現力と読解力の低さにも原因にあると思われる。
よく国語の「読解」の問題が揶揄されることがあるが、確かに試験問題で「くだらない」と思われる設問があるにしても、文章をキチンと読み、その文章の流れから言外に述べようとしていることも察するための訓練や授業は、ボケ防止のために絵文字を華麗に使いこなすより、ずっと人間的に大事だしボケ防止にも役立つと、私は思う。