午前中は正倉院展を堪能し、その日の午後は奈良歩き。
後半部分はテクテクのたびです。
正倉院展に行って、正倉院を見ないとは、
神宮に行って、朝熊を参らない片参りと一緒(トカユウ)
ってことで、行ってみました>正倉院。
修繕のためにしばし公開を中止しておりましたが、
平成26年10月25日(土)から公開を再開するってんで。
25日といえば…今日ではありませんかい?!
初日!(ウレシイ)
ってことで、とりあえず正倉院展→正倉院へ移動。
正倉院の修理工事の期間中は何度か公開行事があったのだけど、
何度かは抽選にハズレて、何度かは判らんままに過ぎてしまって、
工事中の正倉院に会うことは叶いませんでした。
(唐招提寺の修理中や、平城宮大極殿新築工事(笑)の時はたびたび行ったけど)
久しぶりに再開できた正倉院は…綺麗になってましたよ。
てか、正倉院展に行っても、正倉院本体(?)に会いに行くことは滅多になかったので、
かなり久しぶりの再会なんですが。
ちょっとだけ紅葉が始まった頃に、
正倉院を見る。
いいねいいね♪
ちょっと気分が高揚してきたので、戒壇堂の前を通り、
依水園を素通りして、「奈良フードフェスティバル2014」で
何か食べようかと思ったけど、どこも長蛇の列で断念。
東向き通りに出ようと興福寺の脇を通っていたら、
「東金堂正了知大将立像公開!」ってポスターを発見し、
これを見ようかしらん…その前に腹ごしらえをせねば!(切実)
そうだ、コムゴン、行こうってことで、ランチ。
おなかいっぱいになって、いざ興福寺へ。
正了知大将って、東金堂でいいんだよねってことで、
東金堂の小屋前にて
「オトナ一枚!」
「共通券じゃなくて、東金堂だけでいいですか?」
「いいです!」
この時、私はまだ間違いには気がついていなかったのでR…ってのは後の話。
堂内に入ると、みっしりミシミシ仏像が詰まっていて、
国宝仏の宝箱やぁ~状態(ひとのネタパクんな!)
左手奥の柵の向こうには人が入っていて(!)
おおうおおう!見学してる~♪
ご本尊を拝んで、右手へずれると…右手奥の柵の中にも人ヒトひと。
さて、どこから入るんだろう???
と思ったら、どこにも入る通路がありません?!
えええ?どうやってこの人たちは入ったの?
堂を出て、向かって左手から裏へ回ってみると、
ぐるっと東金堂を囲んでいる柵が切れた場所があり、
そこの外から裏階段をあがっている人が見える。
その脇に特設テントが張ってあり、どうやらここから堂内に出入りするらしい。
ムムム…もしかして、これ、別料金、だ…(ボーゼン)
やられた!!(笑)
いや、東金堂に入る前にちゃんと確認しなかった私が悪いといえば悪いんだけど、
例のパンフレットには、
”【拝観場所】東金堂後堂”
とさらっと書いてあるけど、
「裏を見るのは別料金」ってふうには読めなかった。
フツー、東金堂特別公開といえば、
東金堂の中全部を同料金で見せてくれると思うじゃないか。
現に、北円堂特別開扉となれば、北円堂には入れるけど、
無著・世親像は別料金なんてことはない。
東大寺三月堂は12月16日に執金剛神を公開してくれるけど、
あれって別料金じゃなくて、その日行けば通常料金で見せてくれる。
そういうもんだとばかり思っていたので、ちょっとショック。
まあ、300円くらいお布施と思えばいいか…。
………。
ま、気を取り直して(笑)
正面から見たので、裏からも見ますとも!
300円払って、裏口入学(ははは)
入っていきなり目の前に、覆いも、柵もなしに、正了知大将立像ドドーン!
なんて、いきなり、ストレートなお出ましなんだ(笑)
(実は扉の内側すぐの場所にお立ちなので、入堂しなくても、
幡がはためけば、堂の外からでも見えそうですけど★)
正了知大将は仏法の守護神。
東金堂の火災の際に、堂内から自ら躍り出て焼損を免れたという伝承から、
「踊り大将」と呼ばれる像だそうですが、その実、火災現場からボンさんが
えっさこらさと運び出している姿を、煙に巻かれて周囲で見ていた人が
「おお!仏さんが踊ってる!!」
と勘違いしただけだとか(さもありなんなエピソード)
普段は後ろから拝めない、本尊や日光月光、十二神将がかぶりつきで見られます。
実際のところ、正面からだと台座など邪魔なもの(をい)があって、
足元は隠れていたり、みっしり詰まっているゆえ重なさりなって見えない部分があったりと、
イッパイいるけど、ゆったり見れないもんで。
後ろから見られるといっても、ご本尊と日光月光は光背があるもんで、
真後ろからのお姿は見られず。
(ゆえに、東博で光背を外した姿ってのは貴重なお姿だったのだな)
それでも、横や斜め後ろからって姿は普段なかなか鑑賞する機会は無く、
「腹分厚い…」
「腰デカイ」
「足、サンダル?」
って姿の方々も見られて、かなりオトク(?)です。
で。
裏から入ってみると、正面から見ている人とを隔てている柵のわきまで行けるので、
結構前(正面)の方まで見えます。
なので、これから行く人は、東金堂を初めて見るって人じゃなければ、
裏から入るだけで十分だと思いますわ(大事なことなので太ゴチック)
正面からの300エンはお布施としてお納めしときます(へへへ)
東金堂のホトケサマの後姿をタンノーした後は、電車に乗って平端へ。
平端の駅前からはタクシーに乗って安堵町の飽波(あくなみ)神社へ。
10月の第4週の土曜日は「なもで踊り」ってのがあるというので、
ピンポイントで見られる日程だったから、立ち寄ることに。
なもで踊りは、雨乞いの踊り。
明治の頃までは頻繁に踊られていたようだけど、いつしか断絶。
それが平成7年になって復活したんだとか。
飽波神社は安堵の氏神さまとして崇敬される神社。
(聖徳太子の飽波宮のあった場所って説もあるとか)
本殿は県指定有形文化財で、
「なもで踊り」を描いた絵馬が数多く奉納されていました。
とりあえず始まる前にお参りを済ませてスタンバイ。
16時半になると、踊り手の人が神社前の道路(!)で円陣を組み、
丸くなって太鼓や歌にあわせて踊ります。
その後、しゃがんで丸くなり、雨を祈るようなポーズ。
すると青鬼がでてきて、雨を降らせます。
その後、再び輪になって踊り、踊りはそれで終了。
なんか結構あっけなく終わったので、いつ終了だったのかよく判らなかった(ははは)
予習不足で、急遽訪問したのでこんなことになってしまいましたが、
次回訪問するときは、ちゃんとビューポイントと、流れをアタマにいれてこよう。
今回は下調べということで。
踊りの動画はこちらで見られます
行きは時間の関係でタクシーを驕ったけど、
帰りはテクテク平端まで歩いて戻り、無事近鉄に乗り付けて帰宅の途に。
本日もよく歩き、よく学びました。
後半部分はテクテクのたびです。
正倉院展に行って、正倉院を見ないとは、
神宮に行って、朝熊を参らない片参りと一緒(トカユウ)
ってことで、行ってみました>正倉院。
修繕のためにしばし公開を中止しておりましたが、
平成26年10月25日(土)から公開を再開するってんで。
25日といえば…今日ではありませんかい?!
初日!(ウレシイ)
ってことで、とりあえず正倉院展→正倉院へ移動。
正倉院の修理工事の期間中は何度か公開行事があったのだけど、
何度かは抽選にハズレて、何度かは判らんままに過ぎてしまって、
工事中の正倉院に会うことは叶いませんでした。
(唐招提寺の修理中や、平城宮大極殿新築工事(笑)の時はたびたび行ったけど)
久しぶりに再開できた正倉院は…綺麗になってましたよ。
てか、正倉院展に行っても、正倉院本体(?)に会いに行くことは滅多になかったので、
かなり久しぶりの再会なんですが。
ちょっとだけ紅葉が始まった頃に、
正倉院を見る。
いいねいいね♪
ちょっと気分が高揚してきたので、戒壇堂の前を通り、
依水園を素通りして、「奈良フードフェスティバル2014」で
何か食べようかと思ったけど、どこも長蛇の列で断念。
東向き通りに出ようと興福寺の脇を通っていたら、
「東金堂正了知大将立像公開!」ってポスターを発見し、
これを見ようかしらん…その前に腹ごしらえをせねば!(切実)
そうだ、コムゴン、行こうってことで、ランチ。
おなかいっぱいになって、いざ興福寺へ。
正了知大将って、東金堂でいいんだよねってことで、
東金堂の小屋前にて
「オトナ一枚!」
「共通券じゃなくて、東金堂だけでいいですか?」
「いいです!」
この時、私はまだ間違いには気がついていなかったのでR…ってのは後の話。
堂内に入ると、みっしりミシミシ仏像が詰まっていて、
国宝仏の宝箱やぁ~状態(ひとのネタパクんな!)
左手奥の柵の向こうには人が入っていて(!)
おおうおおう!見学してる~♪
ご本尊を拝んで、右手へずれると…右手奥の柵の中にも人ヒトひと。
さて、どこから入るんだろう???
と思ったら、どこにも入る通路がありません?!
えええ?どうやってこの人たちは入ったの?
堂を出て、向かって左手から裏へ回ってみると、
ぐるっと東金堂を囲んでいる柵が切れた場所があり、
そこの外から裏階段をあがっている人が見える。
その脇に特設テントが張ってあり、どうやらここから堂内に出入りするらしい。
ムムム…もしかして、これ、別料金、だ…(ボーゼン)
やられた!!(笑)
いや、東金堂に入る前にちゃんと確認しなかった私が悪いといえば悪いんだけど、
例のパンフレットには、
”【拝観場所】東金堂後堂”
とさらっと書いてあるけど、
「裏を見るのは別料金」ってふうには読めなかった。
フツー、東金堂特別公開といえば、
東金堂の中全部を同料金で見せてくれると思うじゃないか。
現に、北円堂特別開扉となれば、北円堂には入れるけど、
無著・世親像は別料金なんてことはない。
東大寺三月堂は12月16日に執金剛神を公開してくれるけど、
あれって別料金じゃなくて、その日行けば通常料金で見せてくれる。
そういうもんだとばかり思っていたので、ちょっとショック。
まあ、300円くらいお布施と思えばいいか…。
………。
ま、気を取り直して(笑)
正面から見たので、裏からも見ますとも!
300円払って、裏口入学(ははは)
入っていきなり目の前に、覆いも、柵もなしに、正了知大将立像ドドーン!
なんて、いきなり、ストレートなお出ましなんだ(笑)
(実は扉の内側すぐの場所にお立ちなので、入堂しなくても、
幡がはためけば、堂の外からでも見えそうですけど★)
正了知大将は仏法の守護神。
東金堂の火災の際に、堂内から自ら躍り出て焼損を免れたという伝承から、
「踊り大将」と呼ばれる像だそうですが、その実、火災現場からボンさんが
えっさこらさと運び出している姿を、煙に巻かれて周囲で見ていた人が
「おお!仏さんが踊ってる!!」
と勘違いしただけだとか(さもありなんなエピソード)
普段は後ろから拝めない、本尊や日光月光、十二神将がかぶりつきで見られます。
実際のところ、正面からだと台座など邪魔なもの(をい)があって、
足元は隠れていたり、みっしり詰まっているゆえ重なさりなって見えない部分があったりと、
イッパイいるけど、ゆったり見れないもんで。
後ろから見られるといっても、ご本尊と日光月光は光背があるもんで、
真後ろからのお姿は見られず。
(ゆえに、東博で光背を外した姿ってのは貴重なお姿だったのだな)
それでも、横や斜め後ろからって姿は普段なかなか鑑賞する機会は無く、
「腹分厚い…」
「腰デカイ」
「足、サンダル?」
って姿の方々も見られて、かなりオトク(?)です。
で。
裏から入ってみると、正面から見ている人とを隔てている柵のわきまで行けるので、
結構前(正面)の方まで見えます。
なので、これから行く人は、東金堂を初めて見るって人じゃなければ、
裏から入るだけで十分だと思いますわ(大事なことなので太ゴチック)
正面からの300エンはお布施としてお納めしときます(へへへ)
東金堂のホトケサマの後姿をタンノーした後は、電車に乗って平端へ。
平端の駅前からはタクシーに乗って安堵町の飽波(あくなみ)神社へ。
10月の第4週の土曜日は「なもで踊り」ってのがあるというので、
ピンポイントで見られる日程だったから、立ち寄ることに。
なもで踊りは、雨乞いの踊り。
明治の頃までは頻繁に踊られていたようだけど、いつしか断絶。
それが平成7年になって復活したんだとか。
飽波神社は安堵の氏神さまとして崇敬される神社。
(聖徳太子の飽波宮のあった場所って説もあるとか)
本殿は県指定有形文化財で、
「なもで踊り」を描いた絵馬が数多く奉納されていました。
とりあえず始まる前にお参りを済ませてスタンバイ。
16時半になると、踊り手の人が神社前の道路(!)で円陣を組み、
丸くなって太鼓や歌にあわせて踊ります。
その後、しゃがんで丸くなり、雨を祈るようなポーズ。
すると青鬼がでてきて、雨を降らせます。
その後、再び輪になって踊り、踊りはそれで終了。
なんか結構あっけなく終わったので、いつ終了だったのかよく判らなかった(ははは)
予習不足で、急遽訪問したのでこんなことになってしまいましたが、
次回訪問するときは、ちゃんとビューポイントと、流れをアタマにいれてこよう。
今回は下調べということで。
踊りの動画はこちらで見られます
行きは時間の関係でタクシーを驕ったけど、
帰りはテクテク平端まで歩いて戻り、無事近鉄に乗り付けて帰宅の途に。
本日もよく歩き、よく学びました。